派遣246日目コメント付け作業終了

ここ一週間ぐらい続いた卒業論文のコメント付け作業を終えた。学生の論文にはいわゆる論文とソフトウェア作成を含めた論文の2種類があった。


日本ではソフトウェア制作を行っていたので、アプリケーション作成をした学生の論文にはやはり厳しくコメントをつけてしまう。全体的に業務の分析が甘く、その甘さがクラス図作成やER図作成、実装にも及んでいる。分析から実装、テスト、そして論文作成まで学生の力だと6カ月は短い。グループを組むことを認めているにも関わらず、一人ですべてを行っていた。とはいえ、自分が同じ立場でも、一人でやっていたと思うけど。共同作業は気を使うからというか協調性に欠けるから(笑)。


純粋な論文については、比較的よく書けていると思った。比較的と書いたのは、基本的にジュンク堂紀伊国屋のような大型書店がないモザンビークという環境で、書籍や資料を入手して大量のページを慣れない英語で書いていたから。文法がめちゃくちゃな部分もあるけれども、許容範囲と言ったところか。内容については論文を書いた経験がほぼ皆無なのと、彼らの選んだ内容について詳しくないので何とも言えない。