派遣006日目


AM

健康管理員の方からマラリア検査キットについて説明を受ける。指に針をさして血を採取して、検査用の容器に薬液とともに入れて反応を見る。各自でやってみたのだが、指に針を刺すのが注射以上に地味に痛い。


結果はもちろん陰性。昨日の熱がマラリアでないことに一安心。


PM

ドミトリーからホームステイ先に移動。語学訓練の一環で一ヶ月間ホームステイを行う。

他の国だとなかったり2週間ぐらいらしいので長い。


自分のステイ先は語学学校の先生のSr.Anabelaの家。本当は望ましくないとのことだが、自分が英語とポルトガル語を必要とするので両方話せる彼女の家が選ばれた。


家は大通り沿いにあるアパートの2階。自分が入る部屋には机、棚、ソファがあり、ベッドには蚊帳までついていた。家には二つcasa de banho(日本で言うユニットバス)があり、そのうちのひとつは自分だけが使えるとのこと。しかも温水。かなり恵まれている方だと思った。


JICAからお金が入っているのでSr.Anabelaはモザンビークの中では勝ち組に違いない。


昨日から熱は下がったのだが、下痢がとまらなかった。しかし、トイレの水がうまく流せないことがある。ホストファミリーに最初に自分から話した言葉は「トイレの水が完全に流れないのだが、どうしたらいい?」だった。Anabelaによるとどうもコツがあるらしく、レバーを長押しすればいいとのことだった。