派遣019日目

ホームステイ先から隊員連絡所までシャパを使わず歩いて行ってみた。


日曜日のマプト市内は車も人も少ない。


逆に教会には朝8時にもかかわらず、人があふれていた。日曜はdescansar(休む)の日なんだとあらためて感じる。


水道水をろ過したものを飲む気にはまだならないので、ミネラルウォーターを買っている。この日も買おうと思っていたけれども、ほぼすべての店が閉まっており、露店もない。


結局、事務所の下にあるショッピングセンターまで行かざるを得なかった。


隊員連絡所の本棚から借りてきたにあった東野圭吾「手紙」を読む。映画化された作品を友人から勧められていたのだけれども、なかなか読めずにいた本。外国で読むとは思わなかったが。。


この本は強盗殺人犯の弟である主人公がということで恋愛や就職などの節目で苦悩にぶつかっていく物語。犯罪者の家族として開き直ることが彼らに接する人にとってプレッシャーを与えるという物語中での指摘は、新鮮な切り口だと思った。結婚を阻害される部分はセリフや設定等にリアルさを感じなかったけれども、読みやすくどんどんページが進んだ。500ページ近くあったが一気に読んでしまい、あまり勉強できなかった。。