派遣021日目現地語学訓練10日目

午前の授業では動詞(直接法現在、直接法完全過去)について練習。


午後はモザンビーク食文化紹介ということでチューターの家まで行って一緒にモザンビーク料理を作った。


作ったのはシマ(Xima)とカルパオン(Carpao)の塩焼き。


シマは、トウモロコシの粉から作ったモザンビークやマラウィで主食として食べられているもの。
味はない。でんぷんそのものといった感じ。食感はマッシュポテトに粘り気が少しあるぐらい。
魚は炭火で焼いてレモンをかけたものを食べた。


味自体は悪くはない。「最高」と言えないのは、料理を作っている場所にハエがいたり、泥のついたところに食材を置いていることで気分がなえてしまったせいだと思う。


驚いたのは料理以上にチューターの家についてだった。


舗装された道路から、少し路地を入った赤土むき出しの集落に家はあった。いわゆる掘立小屋みたいな家。


またトイレは水洗ではなく、地面にある四角い蓋をあけて、そこに用を足す仕組みのものだった(もちろん使ってはいない)。ホームステイ先との格差を感じずにはいられなかった。


チューターからの家の帰り、道端にいた子どもたちの写真を撮った。子どもたちにとった写真を見せると悲鳴を上げて散っていった。逃げ行った理由が自分の醸し出す雰囲気ではなく、写真を知らないからだと信じたい。