派遣025日目

大使公邸でBBQがあり、隊員も呼ばれたので参加した。


医務官のKさんが近々離任して、新たにトルコに赴任することになるらしいのでその送迎会とのこと。


全員で20〜30人ほどで隊員がほとんど。モザンビークに在留している日本人は100人程度しかいないので約1/4の日本人が集まったことになる。


ペルー大使公邸の事件みたいに過激派に占拠されて全員殺されでもしたら、モザンビークに対する日本の援助は相当遅れてしまうのだろうなという不謹慎な想像をしてしまった。


大使公邸はそこまで広い家ではない。しかしプールがついており、インド洋を一望できるので解放感がある。他のマプトにある住宅のようにポルトガル領時代の建物ではなく、手入れもきちんとされているのでとてもきれい。


ただ単に住む分には過剰かもしれない。しかしながら、こういう「夢」なり「ステータス」を描けるものがないと外交官に優秀な人がこないのだろう。


日本でもこういう家は見たことがないし、大使公邸なんて日本で入ることはまずないのでテンションが上がってしまい、写真をバシバシ撮ってしまった 


BBQなので肉はもちろんのこと、おにぎり、うどん、そうめん、寒天など日本食をたらふくいただいた。うどんを食べたときに、日本に帰ったら日本ソバが食べたいと反射的に思ってしまった。うどんは小麦粉があればなんとか作れそうな気はするが、ソバは蕎麦粉がないと作れないし、うどんを作るよりも特別な技術がいると聞いたことがあるから。


医務官のKさんと挨拶したが、お互いよく知らないので形式的なものしかできていない。


病院以外の場所で医者と話をする機会なんてそうそうない。外国の医療事情について話を聞ければなと思いつつも、宿題や報告書の作成があったので大使公邸を後にしてしまった。