派遣037日目現地語学訓練18日目
ホームステイ最終日
今日で1ヶ月ほど続いたホームステイも最終日となった。朝荷物をまとめ、ホームステイ先の家族と挨拶を。
基本的に部屋にこもって勉強していたので、そんなに打ち解けなかったと思う。部屋を貸してもらって、食事を提供してもらったというだけかな。交流というほどではなかった。
同期隊員の中にはホームステイを延長する人もいた。任地に行くまで間があるので、この期間もポルトガル語を話す環境を維持したいというのがその理由。自分も本当は任地に行くギリギリまでステイを延長したかった。なぜなら、勉強にとても向いていた環境だったから。小さいけれども勉強用の机があって、基本的に食事の時間以外干渉されない。
隊員連絡所(ドミトリー)ではこうはいかない。勉強用の机はないし、洗濯やゴミ出し、掃除などの雑用が降ってかかる。また、他の隊員からの遊びや食事の誘いも多い。基本的に休むところなので、ホームステイ先や訓練所と同じ分だけ勉強するには相当な意志が必要になってくる。しかしながらホームステイ先の家族全員が週末、隣国のスワジランドに旅行に行くとのことで、あえなく断念。
最終プレゼンテーション
語学学校ではなく、JICAモザンビーク事務所に集合して最終プレゼン。隊員と語学教師だけでなくチューター、ホームステイ先の家族、調整員をはじめとしたJICA職員が参加する。
語学教師はいいとして、素性のわからないチューターやホームステイ先の家族をJICA事務所の中にいれるのはセキュリティ的にあれな気もした。はっきりいって反対。
隊員が各々テーマを決めて10分間プレゼン。プロジェクターをつかっても、ホワイトボードを使ってもよし。
自分のテーマは「コンピュータネットワークの各レイヤーの役割」について。このテーマを選んだ理由は以下の通り。
- コンピューター系の単語を習得/使用したいため
- データベース、プログラミング系の知識はあるがネットワーク系の知識に欠けているため
- 上記の理由にもかかわらず人手不足のため配属先の大学で教える可能性があるため
習って半年も経っていないポルトガル語でやりとおすことが出来れば、配属先で必要とされる英語でも大丈夫だろうという考えもあった。
一応無事やりとおすことはできたものの、皆ポカンとした表情だった。無理もない。何せ専門的な内容だったし、情報系に強い大学生を対象として作成したものだったから。逆にすべてを理解して、細かい質問をポルトガル語でされても困っていただろう。
他の隊員はチューターやホームステイ先を意識して身近なテーマや日本に関係するテーマを選んでいた。訓練所と同じ内容を話した隊員がいたのには驚いた。同じテーマを話すと言っていたのを冗談と思っていたので、釈然としない思いは残る。
隊員連絡所へ移動
午後、隊員連絡所へに移動。
この日の夜、先輩隊員と同期隊員に誘われ近くのレストランへ。早速ドミトリーのペースにはまってしまっている。