派遣060日目獄中記

でかいタライ

土曜日は洗濯の日。今週新しく買ったでかいタライを使って洗濯。このでかいタライを近くの市場(メルカド)から買って帰るときに、頭に乗せていたらすれ違うモザンビーク人に爆笑された。


時間は測っていないけれども、先週よりは早く洗濯が終わった気がする。絞るのに握力がないときついけれども、少しずつ慣れてきている。


屋台(バラッカ)で食事

昼、近所(といっても徒歩15分くらい)の屋台(バラッカ)で食事。魚を焼いたものとポテトフライがついたもので150MT(約600円)。首都マプトの2倍くらいの値段するものの味はよかった。


G出現

夜、夕食の準備をしようとしたところ、水切りかごからゴキブリが出現。コーヒーをいれるために用意していたお湯をぶっかけて処分したものの、料理する気が一気に失せる。


佐藤優「獄中記」

JICAモザンビーク事務所のYボランティア調整員からもらった佐藤優「獄中記」を読む。

獄中記

獄中記


読み終わった第一印象は著者の執筆量と読書量が圧倒的ということ。著者は東京拘置所が語学や哲学といった勉強をするのに最適な環境として拘留中、相当な量の本を読み、そしてノートにまとめていた。それが現在の著者の活発な執筆活動につながっていることを納得。


ここモザンビーク共和国カボデルガド州ペンバ市はもちろん獄中ではないものの、自由が利きにくい環境であることは同じ。東京拘置所と同様に勉強に集中できる環境と考えれば、前向きに生活することができると思う。