派遣145日目Mr.Walterの休日

水が出なくなることへの警戒感が高まっている。


シャワーを使う前も、外にある水道メーターを見ていちいち水が出ていることを確認する。


それに加えて、矢倉の上にある貯水タンクの中の貯水量を確認するようになった。


泡だらけの状態で水がとまるのは最悪なので。べたべたのまま服を着るのはいやだ。



床を水浸しにしてくれたトイレのタンクも今日は問題なさそうなので、昼Wimbeビーチへ出かけた。


大通りではなく、いつも集落の中を突っ切る形でビーチまで行っている。近いので。


途中、英語話している黒人がいるなと思ったら、配属先の同僚のMr.Walterであった。


女性とその子供らしき少女と一緒であった。彼は自分の3件隣の家に住んでいて、休日は学部長のMr.Nephasや他のジンバブエ人スタッフと一緒にいることが多いので意外な光景であった。


だが、あえて関係は聞かなかった。なので本妻なのか愛人なのかは不明。


ビーチのレストランで勉強をした帰りにまた彼と会った。さっきまでいた彼女たちを見送っているところであった。そして、その直後、学生とも遭遇した。


ペンバは歩いてまわるには大きいけれども、実に狭い町である。教員がもし配属先の大学の学生と付き合っていたとしたら、瞬く間に噂が広がってしまうだろう。