派遣153日目例外
今回のPBLはJavaの例外について。
- Exception
- RuntimeException
- Error
の三つの違いを理解するのが目的であった。
- ErrorはOut of MemoryなどJVM内部で起きるようなプログラムではどうしようもないエラー
- Exceptionはプログラムの外部環境に依存するもの、プログラムが正常な場合でも起きうる例外
- RuntimeExceptionはプログラムのミスに起因する例外
2つクラス持っているうちのクラスB(仮称)の方は事前学習をしてきた学生が少なく、ディスカッションの途中で自分に助けを求めにきた。
自分が毎回レクチャーしているのは好ましくないので、次回このセッションをやり直すことにした。
セッションが中断した原因のひとつに今回のタイトルがRuntimeErrorとすごい微妙なタイトルの付け方をMr.Walterがしたことが一つ。RuntimeErrorだとErrorとRuntimeExceptionの何を指しているのかがよく分からない。ただ、自分もチェックの段階でそのままスルーしてしまったので責任は感じている。
分かったことはMr.Walterの知識が結構あやしいということ。3つの例外の違いを理解させるのが目的なのに、それらをごっちゃにしていたから。
確かにErrorとExceptionの違いがJavaを勉強し始めたころは自分もよく分からなかった。ファイルのない場合が、Exceptionの例によく引き合いにだされる。ファイルがないという状況は予想されうるからというのが初心者用の書籍に出ている一般的な回答。
それならば、メモリーがない場合も同様じゃないのという疑問はあった。この違いを理解するには、Errorの発生源となるJVMがどういうものか(ヒープとかスタックとか)ということを分かっていないとちと厳しい。
多分、Mr.Walterも学生と同様にJavaを業務で扱ったことがないのだろう。
あと、クラスBの問題点としてMiguelという学生が他のメンバーを見下しているということ。
Miguelはよく勉強してくる学生。毎回ディスカッションをファシリテートしている。しかし他の学生の発言に割り込んだり、必要以上に自分の知識を披露するなどの欠点がある。
それに影響されて、他の学生がゲンナリしている部分もあるので、前回注意したもののまだ改善していない。他の学生が勉強すればいいだけなのだけれども、どうしたものかと思案中。
帰り際DiretorのMr.Raulから仕事を依頼される。
パンフレット用に写真を撮ったので、その中から何枚か選んでMicrosoft Wordの文書に貼り付けてほしいとのこと。
彼の持っていたUSBを自分のPCに差し込むとにはモザンビークでおなじみのトロイの木馬型ウィルスが検出された。
なんだかなー。
ウィルスの影響で彼のPCのデータが破壊されたり、他のところに流出したらまずいので、アドバイスの必要を感じた。
頼まれた仕事は適当に写真をチョイスして、トリミングして、貼り付けるだけだったので、10分ほどで終了。この程度であれば、自分で作成してほしい。
自分が情報学部で一番若くてで、頼みやすいというのが理由なのだろうか。今期はメインで授業を持っていないので暇そうに見えたとしたら残念。
そんなに暇でもないので。