派遣154日目ラマダン


自分のオフィスにEdsonが久々にきた。Edsonは情報学部の講師だったけれども、後期の授業が始まる前に大学を辞めたので、ビジターとしての訪問。


部屋の片づけと図書館に本を返却するのが彼の目的だった。昼にきたので、昼休み中外に出ることができなかった。オフィスはやはり一人の方が楽である。



ワークショップ(実習)の授業に全身が隠れる衣装で来た女子学生Nilzaになんでそんな格好をしているのだと聞いてみた。


ラマダンとのこと。


ラマダンとはイスラム教で断食月のこと。正確には日の出ている間は食べ物を口にすることはできない。今年は今月の22日から始まった。


そんなわけで彼女はイスラム教徒であった。良く見ると一部ではあるものの他の女子学生も同じような格好をしている。


モザンビーク全体でみると、キリスト教の割合が多い。しかし、ペンバのあるカボデルガド州はイスラム教徒が多いタンザニアに最も近い影響もあってムスリムの割合が他の州に比べて結構いる。イスラム教徒専門の中学校もあるほど。



そんなイスラム教徒の学生もいるこの大学の名前はモザンビークカトリック大学。実に寛大である。