派遣156日目学生への説明

学生Idiliaから前期(今は後期)の成績を照会したいとの依頼があったので、見せることに。


アサインメントの点数に納得がいってなかったようなので、点数が足りていない理由を説明した。


減点のポイントは大きく分けると2つあって、

  1. プログラムがまともに動かなかった
  2. ドキュメントの提出がなかった

というところが問題であった。


ドキュメントにはプログラムの説明を書くよう指示を出した。しかしながら彼女の言い分によるとソースコードの中に書いたとのこと。


基本的に、ソースコード中のコメントに書いた、というのは認めてはおらず、提出時に口頭で言うか、ドキュメント中にその旨を書かない限り、ドキュメントの点数は0にした。


まだ納得がいっていない様子で、採点をやり直せとのこと。しかし、ここで基準を変えると全員分やり直す必要があるので、そんなことはできないと突っぱねる。


成績貼り出した時点で言うならともかく、今頃になって言ってきてもどうしようもない。


たとえ、アサインメントの点数が回復したところで、中間試験の結果が悪いので、落第は決定なのだが。



午後は、卒業課題の相談で学生がオフィスに来た。


彼の卒業課題はスモールビジネスとITについて調査し、それを論文にまとめるというもの。前回、インタビューに使うアンケートの質問事項と実際に訪問予定の企業をピックアップするよう伝えた。


驚いたことに、訪問予定の企業が5社しかなく、しかも4つの質問事項しか用意していない。いくらペンバがしょぼい街だからといって、5社は少なすぎ。質問も抽象的で企業の担当者が答えにくいものであった。


まず、スモールビジネスについて定義して、それに当てはまる企業をリストアップ。その後、実際に訪問する企業を選定するように指示した。アンケートも択一式にして択一に当てはまらない場合は、自由回答にするようアドバイス


学生はポカーンとしていた。このままだと落第するにも関わらず、危機感が全く見られない。ケツの穴につららを入れられても多分同じような顔をするのだろう。