派遣202日目授業の準備方法


授業準備とネットサーフィンで一日が終わる。以上。


3行以上書くのがこの日記というかブログのルールなので、どう授業を準備するかについて書いておきたいと思う。



講義の場合、以下のようにしている。

  1. 話す内容を決める
  2. 話す内容を大項目に分ける
  3. 中項目に分ける
  4. 小項目に分ける
  5. 小項目をスライドにする
  6. スライドごとに話す内容をノートに書く

最後が一番大変。スライドに書いてある内容を読むだけだと20分もたたずに終わってしまう。それなので、内容を膨らます。ここで、自分は極端な方法をとっている。2時間が埋まるように話す内容をすべて書く。ポイントだけ書いておいて話すということができない。

  • 日本語でどういう内容を話すかを考えて、英作文する
  • 英語で書きにくいときや内容が薄くなりそうなときは参考文献から話す内容をパクリ、自分で話しやすいように直す(難しい単語を平易な単語に、複文を短文に)。
  • 同じ単語や表現が重ならないようにする。例えば「持つ」とか「ある」であればhave,hold,contain,include等を使いまわす
  • 書いた後、自分で発音して、リズムを確認
  • 言いづらい部分があれば、修正

最初は2時間分完成させるのに1週間ぐらいかかっていたけど、今だと2日ぐらいまで短縮できている。この作業をずっとやっていたおかげで、英作文能力が格段にアップした。


最初要請が決まったときは教師や塾講師等の教えるという経験がなかったので、学校に配属は微妙だと思った。しかし今となっては学校隊員でよかったと思っている。システム開発やシステム保守の要請だと、PCに向かって一日終わるという可能性が非常に高いので。実際に大洋州システム開発の要請内容で派遣された経験のある人の話によると、1日中デスクワークで話す必要もなかったので、語学力はそんなに伸びなかったらしい。


また、学校建設プロジェクトでモザンビークに来ている土木会社のDさんの話によると、現場系の仕事だと、言葉はそこまで必要ではなく、身振り手振り等のボディランゲージで結構なんとかなってしまうとのこと。


実際モザンビークの隊員を見ていても、学校に配属されている隊員の方が話すのがうまい(学校隊員が8割なのだけど)。特に中学校に配属されている隊員だとクラスを何コマも持っているため、反復している分だけうまいというか言葉がこなれている印象を受ける。上記の仮説通りに考えると、語学力をアップしたいのであれば、中学校で実技や実験ではなく講義を中心に行う隊員が一番よいという結論になる。となると次にJOCVに挑戦するとしたら数学教師か!?。