派遣232日目再発防止策


朝、7時半から教頭(Pedagodic Director)主催の情報学部の会議が行われた。いろいろあったので以下ダイジェスト形式で

  • The situation of the Department - The Interim Head of Department

先週、前学部長のMr.Nephasが辞職して、ジンバブエに帰国してしまった。臨時の学部長として同じジンバブエ人のMr.Mafoloが就任した。


  • Supervision of Dissertations/ projects

Mr.Nephasが受け持っていた学生についての振り分けと、学費を遅れて納めた学生について卒論のスケジュールをどうするかについて話し合った。Mr.Mafoloと自分が分けて受け持つことになった。


  • Mid term test - PC hardware & Software

自分が担当する科目の中間試験で問題用紙と回答用紙が分かれていてかつホチキス止めをしていなかったので試験時に学生が混乱したと主張してきたと教頭から伝えられた。


自分からは、実際に3人を除いてすべての学生が解答用紙に解答で来ていたので問題はないと伝える。


スタッフのMendoncaからは現在、統一したテストのフォーマットがないのでそれを作った方がよいのではないかという意見が出された。確かに毎度フォーマットが違うので、学生がその都度混乱すると言えば、混乱するかもしれない。Mendoncaは会議に退屈したのか、途中で退出した。しかし誰も彼を注意しないし、何故出ていくのかと尋ねもしない。裏を返せばだれも彼に期待していない証拠。


統一フォーマットを作るかどうかも含めて、再発防止策みたいなものを求められてしまったので何か考えないといけない。


  • Course work of Module IV

9週目までに最終試験以外の結果を出しておくよう指示があった。


  • Final exams

最終試験は予定通り10週目に行われることになった。




ワークショップで使うLinuxのアカウントのパスワードを忘れる学生が続出する。実習への質問への対応以上にパスワードの再設定に追われた。


設定しているパスワードが簡単なのに忘れてしまう理屈がよくわからない。なぜ簡単なのか分かるかというと、12345とかaaaaとかキーボードの押し方から容易に推測できるパスワードを使っているため。ここらへんのリテラシーが低い。しかしながら、途上国人の場合、PCを音楽や動画等のエンタメ目的で使う場合が多いので、ばれたとしても大した問題にはならないのだろう。オンラインで買い物やるレベルじゃないしね。


オンラインショッピングを支えているのって、インターネットのインフラだけじゃなくて、道路や航空などの交通インフラや住所の割り振りといった行政基盤も必要なんだということがモザンビークに来てよく分かった。配属先は詳細な住所あるけど、自宅の方は大雑把なものしかない。通常の日本人が想像する住所だと、東京都千代田区永田町x-y-z abcマンション123号室みたいなものを想像すると思う。しかし、自宅は東京都千代田区永田町のところで止まっているので家が特定できない。