プログラミング言語Goをインストール

各方面で話題になっているGoogleから出た新しいプログラミング言語Goをインストールしてみた。


名前だけの第一印象だと検索エンジンでサーチするには短すぎると思った。普通はGolangとかで検索するようになるのだろうか。


公式サイトによるとWindowsには対応しておらず、MacLinuxのみ。ということでCoLinuxFedoraの環境にセットアップ。

1.ディレクトリの作成

$ mkdir ~/bin
$ mkdir ~/go


2.環境変数の設定

$ cd
$ vi .bashrc


以下を記述

export GOROOT=$HOME/go
export GOARCH=386
export GOOS=linux
export GOBIN=$HOME/bin:$PATH

環境変数を有効にする

$ . ./.bashrc


3.環境変数の確認

$ env | grep '^GO'

4.分散型バージョン管理ツールのMercurialをインストール

$ sudo yum install mercurial


5.リポジトリの取得

$ hg clone -r release https://go.googlecode.com/hg/ $GOROOT


6.GOのビルドに必要なツールをインストール

$ sudo yum install bison gcc libc6-dev ed make


7.ビルド

$ cd $GOROOT/src
$ ./all.bash

この時間が結構長い。10分弱ぐらい。


ビルド中、$GOROOT/src/pkg/httpのコードをテストするためインターネットに接続されていることが必須。オフラインでこの作業を行ったらエラーが出てビルドが中断された。


またCoLinux+Fedoraではデフォルトで/etc/hostsがないため次のようなエラーが出た。

make[2]: Leaving directory  '/home/hoge/go/src/pkg/os'
--- FAIL: os_test.TestReaddirnames
        could not find hosts
--- FAIL: os_test.TestReaddir
        could not find hosts


ということで、適当なエディターでhostsファイルを作ってあげればOK

$ vi /etc/hosts

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

ビルドの最後に以下のようなメッセージが出ればOK。公式サイトによるとNはリリースごとに変わる数字らしい。

--- cd ../test
N known bugs; 0 unexpected bugs