派遣267日目再試験から考える配属先の問題


昼は第2〜4学年、夜は第1学年の再試験を実施した。配属先の受講科目で必要とされる点数に届かない学生に対して再試験が行われる。


試験監督自体は何度もやっているけれども、再試験の試験監督は初めて。再試験を受けるには800MT(約3200円)必要で、机の上に領収書を見せる必要があるのが普通の試験と違うということをはじめて知る。


Computer Networksという科目については再試験を実施しなかったのだけれども、一人の学生が自分がすでにその科目の再試験分の費用を払っているとしてクレームを言ってきた。再試験分の問題をそもそも用意していないので、受けさせようと思っても受けさせることができない。仕方が無いので、この日は彼を返させる。


Computer Networksの担当講師はジンバブエから来た臨時講師がだった。そのため、自分を含めた情報学部の現スタッフはどんな内容で講義やテストを行ったのかが分からない。



日本の大学であれば、再試験は基本的にやむを得ない事情で試験日に受けれなかった学生が受けるもの。一度落ちた時点で来年度再受講もしくは別の科目の単位でカバーするというスタイル。しかし、この大学ではすべての科目が必修科目のため、他の科目の単位で不足分を補うということができない。これは学生にとって大きな負担となっている。


1科目につき1回2時間×週5日授業があるので、根本的にシステムを見直さないと任意科目の増設はできないだろう。特に夜間コースは使える時間が限られる(17:00〜20:40)。このコースをどう扱うかについて慎重に議論しないといけない。本音を言えば、夜間コースはスタッフ側に負担が大きいし、学生も昼仕事をしている関係上勉強が十分できないし、それ以前にしてこないので、是非廃止されてほしい。


余談として、今日は体調が異常に悪かった。帰ってから、自分が問題を作成したFundamental of Information Technologiesの分についての採点したかったけれども、帰った時点でバタンキュー。