派遣337日目ルサカ
見送り2回目
ここ2日間大変お世話になったザンビア隊員の21年度3次隊のTさんを見送る。彼は理数科教師としてザンビア北部のコッパーベルト州の女子高に配属される。昨日赴任していった短期隊員と同様に配属先がルサカまで迎えに来ていた。この後、ザンビアのドミトリーに一人で残されることになった。実に微妙。
ルサカ市内散策
午前中はルサカのタウンを散策した。
以下、気づいたこと
- 道路の状況がよい
- 舗装が剥がれていない
- ゴミが落ちていない
- 露店がない
- 高層ビルは金融機関
- 両替店が多い
- 白人、東洋人がいない
- 鉄格子が厳重
- 住居は塀に囲まれ外からは見えない
ルサカは治安がいいと聞いていたが、ナチュラルによいのではなく、努力して安全なのだなということを感じる。
それを一番感じたのはガソリンスタンドにトイレに行ったとき。店員にトイレの場所を尋ねて行こうとしたら、警備員から鍵を渡された。多分、過去にルサカ市内の無人のトイレで何か事件があったに違いない。
読書
午後、ザンビアドミトリーの2軒隣にあるChachacha Backpackersのバーで読書をする。歩き疲れたのと、午後から雨が降りそうだったので。ザンビアクワチャが明日の空港までのタクシー代でギリギリだったという理由もある。読んだ本は次の4冊
- 英会話上達法
英語学者による本。具体的なテクニックではなく、文化の違いを念頭においた発想の転換を唱えている。著者が主張している言いたいことをやまとことばに変換して英語でしゃべれと言っているのは、英語がそこそこ話せる人であれば無意識に出来ていることだと思う。多分、高校の英語でやるような難しい文章の逐語訳をやっている人にとってはいいアドバイスになるのではないかと思った。内容以上に書き口調が鼻持ちならない。読んでて不愉快になった。
- 人は見た目が9割
著者をずっと心理学者かなんかだと思っていたけれども、演劇の演出家であった。変に学術的な説明を加えるよりも、演劇的な視点から見た人間関係のとらえかたをもっと紹介して欲しいと思った。
- 世界征服は可能か
ご存知オタキングの岡田斗司夫の本。彼によると世界征服の方法論よりも果たした後にどうするかという視点が多くの作品で抜け落ちているという。そんな作品が多い中でDRAGON BALLのピッコロ大魔王の世界征服後のビジョンを持っていたいうのが改めて言われると新鮮であった。
余談として、ここのところ授業準備のため英語の専門書を読んでいた。それと比べると日本の新書は大変読み易い。