派遣458日目2週間分の清掃

2週間分の清掃

今日は独立記念日のため休み。去年のこの日は同じ州内にあるイボ島へ旅行をしていた。記念イベントでどんなことをやるのかは去年見ていて大体想像がつくので今年は家にいることにした(それでなくても休日は家にしかいないがwww)。


先週末は首都マプトへ上京していて不在だったので、約2週間分の掃除を行う。砂埃等の量はそれほど変りないものの、蜘蛛の巣が多い。自宅は屋根が直接天井となっている。そのため無駄に天井が高く、蜘蛛が活躍できるスペースが多い。届かない範囲のところは椅子を台に使って除去、それでも届かないところは放置。蜘蛛は殺虫剤が効きにくいのでどうしたものかと考え中。


近くの店にコーラを買いに行ったときに、あるモザンビーク人家族に今日は何も食べていないので金をくれと言われる。子どもが憂鬱な顔していたので本当っぽい。しかし、モノはあげたとしても、金はあげないという自分のポリシーなので特に何もしていない。政治的には全く正しくないことは承知のうえで書くけれども、経済的困窮から抜け出すために再植民地化という手段は考えられないのだろうか。政治的独立という原理を信奉するのではなく、アフリカの指導者達が西側諸国からの援助を有効に活かせず、国をガバナンス出来ていない事実を冷静に受け止める必要があるのではないだろうか。



余談として、モザンビークの独立には宗主国ポルトガルにおけるカーネーション革命というイベントが深く関わっているのだけれども、モザンビークではそれがきちんと教えられていない。子どもだけでなく大人でもその存在を知らないことが多い。独立といっても実態はポルトガルが植民地経営するだけの余裕がなかったから手放したという方が正しいので、それを知っているか否かで大分見方が違ってしまう。