技術補完研修12日目
ネットワーク講座3日目
- トラブルシューティング演習
- ルーティングとルーターの設定
- ドメイン、ActiveDirectory
ネットワークのトラブルシューティング演習ではネットワークがつながらない(ホームページにアクセスできない、共有フォルダに書き込みができない)状況からトラブルを発見し、それを修正していくという演習だった。ハードウェアのリペア演習のようにいちいち部品を外したりすることがないので、比較的簡単な演習だった。
演習問題自体はよく出来ていると思った。コマンドでの確認方法などに慣れるという意味ではよい演習だった。
とはいえ、実際のLAN環境のトラブルではハブの電源が落ちている、結線が甘くなっていたなどいろいろな状況があるはず。また、アフリカなんかではLANケーブルがネズミにかじられていたなんて話も聞くので、実際トラブルになってみないと分からないのが正直なところだと思う。
また講義の中で、ネットワークループの話が抜け落ちていたけれども、なぜやらなかったのか疑問。ネットワーク全体が落ちるという最悪な事故なので知識として一応はいれておきたい。
ルーティングの説明の中で実機のルーターを操作できたのはいい経験になった。ルーターなんてネットワーク管理者かマニアな個人のどちらかしか触れる機会がないと思うので。
CISCOのルータだったが、コマンドラインでしか設定が出来なかった。せめて、Webブラウザ経由で設定および確認ができるようにしてほしい。PCのシリアルポートが使われる場面を相当久しぶりに見たと思う。