派遣035日目現地語学訓練16日目
現地語学訓練16日目
午前は昨日に引き続き接続法の練習。
接続法は動詞の活用そのものと未来形と現在形の使用する場面の選択が難しい。今後2年間で自然に使えるようになるかというと、同じく助動詞の変化と時制の選択が難しい英語の仮定法の学習経験からいって厳しい(念のため言っておくとポルトガル語の接続法と英語の仮定法は違うものなのでご注意)。
どうせ使わないし、使えないからといって若干不貞腐れ気味、キレ気味だった人がいた。
Mercado Peixe
午後、チューターと隊員全員でMercado Peixe(魚市場)に行った。その名の通り、魚介類をメインであつかう市場。ここの特徴は買った魚を市場内にある屋台で調理してくれること。
屋台に入ってから魚を選ぶこともできる。複数屋台があって、客引きがかなり激しい。「Amigo」を連発された。結局座るまでに15分くらいかかった。
食べたのは塩焼きした魚にレモンと唐辛子をかけたシンプルなもの。モザンビークで食べた魚料理の中では一番うまいと思った(そんなに食べてはいないけれども)。魚の他につけあわせで
- xima
- batata frita
- batata cozido
の3種類が選べる。
batata fritaはポテトフライ、ximaはシマというのは知っていた。しかしbatata cozidoは聞いたことがないので何だと思ったら、じゃがいもと他の野菜(にんじん、きゃべつ等)を塩ゆでしたものだった。栄養的にはたぶんそれが一番よろしいと思われるので、今度からはそれを頼もうと思う。
移動時間を含めて普段の午後のレッスンより、長いこと時間を費やした。しかしながら時間をかけた分のポルトガル語の練習が出来たとは一切思わない。
良くも悪くもJOCV(青年海外協力隊)が国際交流を目的としたものだということを改めて認識。単に技術移転に必要な語学力を習得するのであれば、こんなまどろっこしいことは必要ない。むしろ批判されるべきだと思う。自分は隊員としてこのプログラムに乗っかっている以上、あまり表だって文句を言える立場ではない。しかし、こんなことをするぐらいなら早く配属先に行って、そこの環境に慣れる方がより重要。
そんなことを思いつつ、この日は早く寝た。