派遣043日目マトーラ

マトーラ

今日は同期隊員K君の任地マトーラ(Matola)まで彼の荷物を運ぶのを手伝った。


マトーラは首都マプトに隣接した街。ミニバス(シャパ)で隊員連絡所(ドミトリー)から30分程度のところにある。料金は7.5MT(約30円)。マトーラに行くまでに高速道路があった。日本と同じように料金所で料金を払うシステム。さすがにETCはない。


車窓から見たマトーラはのどかな集落が並ぶ町。マプトから少し離れただけでこんなにのどかなところに出てしまうのかと思う。マプトが例外的な都市というのをあらためて感じる。


彼の家はミニバス乗り場から20分ほど歩いたところにある。職場である中学校はさらにそこから1時間ほど歩く必要がある。家はコンパクトなわりに、浴室兼トイレ、ダイニング、小部屋3つと小分けにされている。掃除はしてあるが、使い古した感が漂う家だった。窓も割れているし、ドアの閉まりも悪い。しかも、水道は蛇口を自分で買ってきて取りつかなければいけないらしいし、ガス台(Fogao)や冷蔵庫も買う必要ありと初期準備が大変。


K君に比べたら自分の住居が大変恵まれているのが分かる。めったなことで文句を言うものではないなと常に思う。電気も水道もないところに行く隊員は他の国ではごろごろいるのだから。


同期隊員同士ではじめての食事

昼はマトーラにあるスーパーSHOPRITEの敷地内のレストランMundosで食事。この前行ったのは首都マプトのMundos。チーズケーキがおいしいのだけれども、さすがに昼からは食べなかった。


このとき訓練所以来同期隊員5人のみで食事をとった。行動をともにすることは多いといっても、いつも調整員や先輩隊員など誰かと一緒だったので意識することはなかった。


今後各自任地へ行ったら、こういう機会はない。これがモザンビークで最初で最後の同期隊員だけが集まった食事かもしれない。


Kanimambo

帰りのミニバスが途中で故障したため、別のミニバスに乗り換えた。こういったケースははじめて。もちろん乗り換え自体は無料。


最近ミニバスの運転手やメルカドの売り子にKanimambo(カニマンボ)を連発している。Kanimamboは現地語であるシャンガナ語で「ありがとう」という意味。これを言うと、結構驚かれるものの、場が和むのでよく使っている。


しかしシャンガナ語はマプト州とガザ州のみでしか通じない。任地ペンバのあるカボデルガド州の現地語も覚えてみたい。