派遣052日目決断
試験監督
午前はDatabase Implementation & Designという科目のテストの試験監督を手伝った。
テストを配って、回収するだけかと思ったら、結構質問が多い。どう答えればいいのか、だとか、英語で書いてある問題文(公用語はポルトガル語)の意味が分からないとかいろいろ。また、学生は基本的に鉛筆は持っておらず、ボールペンで書いているので修正液を貸してほしいというのも結構あった。
担当の講師でないと分からない質問が多かったので途中から見守るだけになってしまった。
決断
午後、決断をした。
講義をするにあたって資料の作成にしても話す場合にしても自分の思っていることをなかなか表現できない難しさをこの2日間で練習してみて実感してしまった。3時間なんてとてもしゃべれない。それも毎回違う内容についてだなんて。自分のキャパシティをはるかに超えるものを引き受けていることにとても怖くなってしまい、任期短縮してすぐにでも帰りたくなってしまった。
すでに授業担当のところに自分の名前が書いた講義スケジュールが貼り出されていたが
「自分の思っていることや考えていることを英語でうまくしゃべれないので講師はできません。」
とこれまでになく流暢な英語で説明した。自分が悲壮感漂う顔で喋っていたので学部長Mr.Nephasは
「No problem, next week we will have no lecture.」
と言ってくれたので何とかなった(講義自体なくなってしまうことがすごいが。。)。
とりあえず、しゃべる量が少ないワークショップ(実習)とPBL(ディスカッション形式の授業)についてのみ担当することになった。多分、これでも負担が多いのかもしれないけど、楽すぎても成長がない。
その後、チューターを務めてくれる学生に来週の課題について説明。チューターを務めてくれる学生は上級学年の学生たち。彼らにどれくらいお金が入るのか、そもそもお金が入るのかどうかは不明。
ストレスからの解放。
夜、一週間終わったのと講義をやらなければならないというストレスから解放できたのでビールが飲みたくなった。近くの屋台(Barraca)まで行き、一瓶飲んだあと帰ってすぐ寝た。
寝るまで自覚はなかったけど、この1週間すごく疲れている。