派遣074日目Welcome to Africa
Welcome to Africa
洗濯紐をとりつけるのに手間取っていると、隣に住むMr.Tauraoから自分のところにある紐を使っていいよと言われた。
その後、洗濯物を干していると、外でくつろいでいて一部始終を見ていた学部長Mr.Nephasから日本では洗濯はどうしていたのかと聞かれた。日本ではすべての家庭で洗濯機を使っていると言ったところ、次の一言を言われた。
「Welcome to Africa」
そうここはアフリカ。ここはモザンビーク。まだまだ慣れていないことがたくさんある。
空港まで
土曜日恒例の洗濯が終わった後、空港の方まで歩いてみた。
ペンバ空港はWimbeビーチとは反対方向にある。大学の車で通勤する時もあまり通らない道なので歩いてみて結構新鮮だった。空港まで30分くらい歩く。スーツケースを持って歩く距離ではないのを改めて実感。
空港まで行って、U-turnするとモザンビーク人に呼び止められる。休み中の警官だとのこと。警官がピアスするのかよと思ったものの、下手に口答えすると面倒なことになりそうなのでやめておいた。passear(歩き回っている)と説明すると納得した様子。
しかし、結局はたかってきた。彼の言い分だと、
- 家が遠いから帰りはシャパかタクシーが必要だからお金が必要。
- タクシーを呼び止めてやるから、とりあえずお金を自分に渡せ。
とのこと。
歩いて帰るからいいと必要ないと言って、巻くことができた。一回、警官関係では痛い目にあっているので、冷静に対処できている。
中国人と
警官を巻いた後、歩き疲れたのもあって空港近くの屋台(バラッカ)で休憩&飲む。最初は一人で飲んでいて、その後隣のテーブルにいた中国人から誘われて一緒に飲んだ。
街を歩くと2日に1回くらいは中国人と言われる。それだけの知名度があるくらい、中国人は世界中にいるし、モザンビークにもいる。
とはいえ、ペンバで中国人に会うのもモザンビークで中国人と話すのも初めて。自分が中国人と言われると腹が立つけど、中国人といるとやはり親近感がわく。飲み終わった後、この国で恒例となりつつある番号交換を行った。
学生と遭遇
空港からの帰りは舗装されたメインの道路ではなく、普段通ることのない集落の中を突っ切って行くことにした。
帰る途中、トラックを運転していた学生にあう。この街は狭い。こんな集落の中で学生に会うとは思わなかった。市内の中心でも、ビーチでも1人か2人学生がいる。東洋人の自分は何をやっても目立ってしまうので下手なことはできない。