派遣083日目鍵を持っていかれる

テスト&アサインメント締切

昨日から断水が続いているのでシャワーというか水浴びをせずに出勤。


今日はテストの日。


テストは採点を容易にするため、解答を一覧の中から選ばせる選択式の問題をメインにした。しかしながら、どう回答するの分からないという質問が結構出たのには驚いた。選択肢からではなく、直接回答を書き込んでいる学生もいたので、答え方をガイドした。


なぜ理解できない?



またこの日はアサインメントの締切でもあったので、多くの学生が自分のオフィスに提出にきた。USB経由で提出させるとウィルス対策ソフトが大活躍。差しこんだ瞬間、かなりの確率でウィルスを発見してくれる。こわいこわい。


鍵を持っていかれる

配属先のオフィスは自分とEdsonというモザンビーク人の講師の2人で使っている。1つしかない鍵はいつもは自分が持っている。しかし今日はテスト準備と試験監督のため、オフィスからずっと出ていたので彼に鍵を預けていた。


そのことを忘れていて、彼が帰った後、トイレに行く際にオートロックのドアを閉じてしまった。


PCを置いていただけならそのまま帰って翌朝開くのを待つのでもよかったものの、ミネラルウォーターと食糧(バナナとパン)を置きっぱなしにしていたので困った。さすがに朝まで空腹というわけにはいかないので、警備員や受付に鍵があるかどうか確認。しかし、答えはないとのこと。


もし自分が鍵を持ったまま失踪したらどうするんだろう、というこの大学の管理体制に関する疑問がふと頭にもたげた。


仕方がないのですでに帰宅していたEdsonに連絡してきてもらうことに。彼の連絡先を知らなかったので、Mr.Nephasに聞いた番号に何度もかけるものの出ない。古い番号っぽく、彼の連絡先を知っている学生から番号を聞いて再度TEL。


40分で彼は着くと言っていたものの、2時間以上待った。待っている間、このまま来なかったらという不安が何度もよぎった。自分の運命が他人任せになっているというのは何とも心地が悪い。


このトラブルの際、ポルトガル語が大活躍。ポルトガル語を勉強しておいてよかったと思う瞬間はこういうときぐらいか。まさか、「Ajuda-me por favor(英語でPlease help me)」という言葉を使うとは思わなかった。。


鍵をゲットをした後、大学のバスで帰宅する際、街灯がついていないことに気づく。そして家に帰ると断水が続いていた。停電と断水のダブルパンチがこんなにも人のやる気をなくさせるとは思わなかった。ろうそくも出さず、食事もとらずこの日は寝てしまった。


この日は街の明かりがない分、星がいつもよりきれいだけど、それだけでじゃお腹がすくわ(JUDY AND MARY「そばかす」より)。
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