派遣105日目ナンプラ〜モザンビーク島
以下、ダイジェスト形式で
6:50
ペンションを出発。しようと思ったら、朝食があったので食べておく。
パンと紅茶だけのシンプルな朝食。500mlのミネラルウォーターのペットボトルがあったのでその場では飲まず、持っていくことにした。
7;00
バスターミナルまで歩いて移動。念のため、バックパックを体の前にして抱え込む。知らない街を歩くのは慣れない。
7:45
バスステーションに到着。モザンビーク島へ行くバスを探す。
あるマイクロバスの座席からモザンビーク島に行くのかとモザンビーク人が尋ねてきたので、そうだと言ったら、このバスがそうだとのこと。
150MT(約600円)とのこと。即決してそのバスに乗ることに。モザンビークに限らず、途上国のバスステーションは人が多く、スリ等の犯罪が多いので、歩き回りたくなかったのがその理由。
8:00
事前に聞いていた情報だと8時くらいに出発すると聞いていたものの、なかなか出発する気配なし。
となりに座っていたモザンビーク青年に尋ねると10時に出発とのこと。料金も150MT(約600円)ではなく100MT(約400円)で大丈夫だとのこと。
彼はモザンビーク島の住民らしく、いろいろとモザンビーク島情報を教えてくれた。
2時間も早く来てしまったものの、一番前の席をゲットできたので良しとしなければ。
9:30
トイレに行きたかったので、前述のモザンビーク人青年に尋ねたら、バスステーションの外れに公衆トイレがあると教えてくれた。
公衆トイレとはいえ便器があるだけで汚い、暗い、臭いの3K環境だった。
利用料金は2MT(約8円)と事前に教わっていたものの、管理人らしきモザンビーク人に10MT(約40円)と言われた。
全く納得がいかなかったものの、確保していた一番の前の席がいつ占領されるか分からず、早めに戻りたかったので5MT(約20円)で手を打つ。
10:00
バスが満員近くになり、運転手も運転席でスタンバイを始める。
いよいよ出発かと思ったら、バスの外から、数人のモザンビーク人がバスを押し始めた。何事かと思いきやエンジンの押し掛けであった。
日本だとバイクのエンジンが調子悪いときぐらいしかやったことがないし、見たことがない。
途中エンストしたら自分を含めた乗客全員が降りてこのバスを押すことになるのだろうか、という不安を残しつつ出発。
10:10〜13:00
ナンプラ州を横断。
バスから見える景色が実にいい。途中に見えるでかい岩山は日本では見たことがないので見ごたえがある。
雨がそれほど降らない割に植物が生えているのが不思議。
途中で停まる集落もカボデルガド州よりは発達している。といってもコンクリやブロックで出来た家があるだけだが。
13:20
シャパ乗換。
橋が小さいらしく、バス型のシャパからより軽い幌付き2トントラックのシャパに乗り換える。トラックの荷台にベンチを付けたシャパで20人弱くらい乗れる。
島在住のモザンビーク人のほか、欧米から来たと思われる旅行者が同乗していた。多分ポルトガル人。ポルトガル語を喋っていたから。
13:30
島にかかる橋を渡る。
車1台が通れるくらいの幅しかない。島側と大陸側で踏切みたいなものを設けていて、衝突しないように一方通行にしている。
こういったシステムすらモザンビークで見たのは初めて。観光地として若干工夫はしているのだなと思った。
13:40
島到着。
現地住民が住んでいる地区を通り過ぎて、島の中心部へ。現地住民が住んでいるのはモザンビークの他の地区と同じような家であった。
畑がない島なので、皆漁業や観光業を生業にしているのだろうか。
14:00
島の北部にあるフォルタレーザ(要塞跡)へ
マプトやイボ島で見たフォルタレーザよりも規模が大きく、きれい。石を積み上げただけで装飾とかは特にない。しかし、逆にそれが威圧感を高め、独特の存在感がある。
15:00
観光がてら宿さがし。シングルで200MT(約800円)の安宿を探すもなかなか見つからない。
500MT(約2000円)がせいぜい。きれいだったらまだしも、微妙に汚い宿が多いので躊躇する。
16:30
モザンビーク人の現地ガイド(頼んだおぼえはなく、勝手についてくる)に食事を食べる場所を教えてもらう。
来てみたら島到着時にシャパを降りた場所にある(島中心にある病院近くの)バラッカ(屋台)だった。
100MT(約400円)で魚フライ+ライスというマプトのバラッカだったら50MT(約200円)で購入可能なメニューを注文というかそれしかなかった。ボラれている可能性は高かったものの、その日はじめての食事なので妥協。
味は普通。魚は小さい割に骨が多い。
17:00
暗くなってきたので、一刻も早く宿を決めないとという焦りが出てきた。
地元ガイドに紹介されたCasa de Luis という宿に決定する。
ここに決定したのは蚊帳があったからという理由が大きい。涼しいとはいえ、蚊は怖い。
ペンションのオーナーは英語OKだった。宿帳を見せてもらうと世界各国からこの島に旅行者が来ていることが分かる。ほとんどヨーロッパ圏だったものの、日本人も年に何人か来ているみたいだった。
18:00〜
夕食の場所を探すため夜歩きをしてみる。夜歩きは基本的にしないものの、街灯等もあるのでそれほど危険な感じはしない。
食べるのに適当な場所がなく、また夕方に食べてしまったので食事をする必要性を感じなかった。
とりあえず、宿に帰り、英語の勉強をして寝た。
21:00
寝ていたものの中途半端な時間に起きてしまった。夜の街をちょっと出歩いて見てみたかったものの、宿のオーナーに止められる。
宿のオーナーと一緒にテレビを10分ほど見てから、部屋に戻り再度就寝。