派遣143日目プロジェクトマネジメント
午後、会議があった。
午前中、学部長のMr.Nephasからもらったメールで会議があることを知らされる。何の会議かと思ったら、給料(年棒)に関する会議であった。CCに管理部門のMr.Jordaoの名前も入っていたわけが分かった。
自分はボランティアなので給料はもらっていないので関係ない。
しかし、前の会社で給与計算システムの開発をやっていたので興味があるところではあったので参加することにした。
Mr.Jordaoから賃金体系について説明があった。詳細は伏せるが
- 学歴によって給料が結構ちがう
- 教員はモザンビークJOCV隊員の1か月の生活費(450USドル)より給料が多い
ということが印象的。
卒業制作を行う学生の計画があまりに無謀なので改善を要求した。
一番ひどかったのは実装が3か月に対して、テストが2日というありえない計画。
とはいえ、前の会社のプロジェクトで開発が大幅に遅れて、この計画と似たような
進捗になったことがあるのでこの学生を笑うに笑えないが(そのプロジェクトは結局リリースまで1年以上遅れた)。
他の学生にも、実装=>テストのプロセスを2回作るように要求した。
3か月であれば
(1か月実装+2週間テスト)×2
といった具合。
作成する機能をピックアップして、優先度をつける。そして優先度の高いものから開発するようにさせた。
ぎりぎりになって完成していないものを持ってこられてもフォローできないしお互い困るので、最低限動くものを作ってほしい。
大計画を立てても、明日何をすべきかよく分からずポカンとしてしまうというのはよくあることなので、とりあえず次にやることを各学生に指示した。
自分はSEではなかったのでプロジェクトマネジメントの経験も知識もない(当然肩書のある役職についたこともない)ので、今回を初歩的なマネジメントの練習と思ってやっている。
とりあえず、以下のことを重視している。
- アドバイスをするにしても詳細なところまでは言及しない(自主性を重んじる)。
- 学生を助けるために自分の手は一切動かさない(コードを書くなど)。
と思っていた矢先、PHPの設定がうまくいかないということで学生Angelicaが自分のもとにやってきた。
いけないと思いつつも、30分以上自分が原因調査を彼女に代わり行ってしまった。
残念ながら女子学生に対しては例外的扱いをしてしまう。