派遣159日目30代後半女性

朝少し水が出た後、再び断水。


早いもの勝ちでシャワーを浴びることができた。



こんな日はいろいろなことを考える。最近は他の隊員のことについて。


彼らと一緒に訓練所という、会社や大学よりも人間模様が濃密にならざるを得ないところにいたのと渡航直前に接していた日本人なので、日本人について考えるときは彼らを題材にしていろいろと考えてしまう。



最近、考えているのは30代後半女性隊員のこと。一時療養で帰国したGさんが30代後半の女性でインパクトのある個性の持ち主だったのでついつい考えてしまう。前いた会社ではコンピュータ関係ということもあり、女性がもともと少なく、さらに30代後半の女性と接することはあまりなかったのもある。


基本的に青年海外協力隊に参加している人は独身である。もしくは結婚していたという人。


結婚している場合、自分の両親だけでなく、伴侶(表現が古い)とその家族に対しても説明(もしくはケア)をしないといけないので、わけのわからない途上国に行く青年海外協力隊への参加は基本的に躊躇するだろう。子どもがいる場合はなおさらである。女性で子どもがいて参加する隊員は少なくとも20年度4次隊の隊員には自分の知る限り一人もいなかった。


独身でも、基本的に退職しての参加という形になるため(現職参加という制度もあるが)、2年の活動後に35歳以下の年齢つまり、応募時に32歳以下でないとその後の就職が厳しい。さらに出産できる時期を狭めることになるのでそもそも応募者が少ない。


そのため、30代後半で女性でこのプログラムに参加するというのはそれだけで珍しい。(青年海外協力隊に参加する時点で珍しいのだが)簡単に言うとユニークなのである。


数少ない、訓練所で見る限りユニークな人しかいなかった。噂で聞く限り、他の隊次でもそういう傾向があるとのこと。何が影響しているのだろうか。


こう長々と書いているのは、後期後半の授業の準備からのちょっとした逃避行動なのでご勘弁。




Wimbeビーチに行く際に元同僚のEdsonの車に乗せてもらった。新しい仕事はあるのかと聞いたところ、他の大学で働くらしい。その後、友人Marioにつかまる。タダ酒をごちそうになる。例の如くグダグダになった。酔っていてボランティア調整員のTさんに間違って電話をかけてしまい、すかさず折り返しで電話がかかってきた。


Tさん、休み中のところ申し訳ありません。