派遣177目PC出張修理


理数科教師のK君とPCインストラクタのYさんが派遣されているマプト州マトーラ市のネルソンマンデラ中学校に訪問。


マトーラ市は首都マプト市からシャパで1時間弱。行く道中、席が隣になった来週帰国するN君に2年間でやり残したことを聞いてみた。

  • モザンビーク島への旅行に行っておきたかった
  • 仕事のない土日にもっと任地にいるようにしたかった

おもに上記2点を挙げていた。彼は隊員連絡所の委員長ということもあり、週末よくドミトリーに来ていた。その分、任地をあまり開拓できなかったのが心残りと言っていた。自分の場合も、任地ペンバで行くところが段々固定されてきているのでアクティビティを上げる必要があるのかもしれないと思った。



今回の訪問目的はPCの修理のため。中学校のPC室には20台くらいある。しかし7台程壊れていた。5台が電源が入らず、2台はOSが正常に立ち上がらなかった。さらにもう先週10台あったとのこと。あったと書いたのは盗まれて、なくなったから。K君の話によると盗難直後に警備員が消えたとのこと。警備員が一枚かんでいたらしい。


修理できる時間になるまで時間があったので、学校内をいろいろまわってみる。生徒はみな気さくに声をかけてきた。授業時間にもかかわらず、多くの生徒が外にいた。皆さぼっているらしい。もしくは教師が来ていないので教室にいてもやることがないとのこと。K君情報だと、来ていない教師は大学に行っていたり、他の仕事をしたりと自分の都合を優先させている。これがモザンビーク中等教育の現実なのかと思い知らされる。


昼食後PCの修理を開始。しかしながら手こずる。普段やらないので。


自分の配属先の場合、講師のほか、インフラ担当の職員がいる。彼がPC修理やネットワークの面倒を見ている。なので、修理をしたのは本当に久々。


結局3時間弱で故障7台あるうちの2台を復旧してタイムリミット。1台メモリが故障しているのをなかなか見抜けず、時間をかけすぎた。



夜、N君と大使館職員のSさんとCosta do Solというレストランで食事。


前回はホームステイ先の家族ときた際はハエが多くて食事を味わうという雰囲気ではなかったけれども、今回は全くハエがいなかった。そして料理のでるスピードが恐ろしく早かった。料理そのものも店員のサービスもよい。今度は是非海の見える昼に来てみたい。