派遣198日目Mr.Mafoloの夜の生活


PC Hardware & SoftwareのPBLが今日から開始。自分は教材作りだけでチューターに運営を任している。始まる時間になってチューターのDomingoから始めることができないと相談があった。


1年生全員が中庭に集まって話合いをしているので始められないらしい。結局15分ぐらい遅れで始めることができた。聞いてみるとAIDSに関する話し合いを行っていた。学校のオフィシャルな行事なのか、自主的な集まりなのかがまず分からなかった。


この大学は個々の教師の裁量が広いのはよいのだけれども、横の連携というか情報の共有が弱い。具体的には他の講師の休暇とかその他の行事とか授業の時間が変わる可能性のある情報がくるのが遅い。


こう書いていると、自分から情報をゲットしにいけよと言われそう。しかし、自分から情報を取りに行かないといけないのは面倒だと思っている。そしてその構造を変えるような、情熱は残念ながらない。言い訳としては80時間分(講義32時間(16回×2時間)+ワークショップ16時間(8回×2時間)+PBL32時間(16回×2時間))の教材作りと授業準備で燃え尽きている。



任地のペンバでは配属先の大学が提供している住宅に住んでいる。


教員用住宅は基本的に教員が一人で住むような設計になっている。それを示すかのように、備え付けのベットは一つしかない。


しかし、隣に住むジンバブエ人のMr.Mafoloは今週ジンバブエから家族を連れてきた。3人暮らしである。朝や夜など家にいるときは赤ん坊の声が聞こえる。


しかし、今日の夜は違う声が聞こえてきた。彼の奥さんの声である。通常出すような声ではなく若干裏返っている声が聞こえる。どうも二人で夜の生活を楽しんでいるようであった。


10代のころであれば、興奮していたかもしれない。しかし、もはや30代。ワクワク感とかそういうものは特にない。