派遣213日目会議


午後、情報学部の会議が行われる。教頭(Pedagodic Director)のMr.Valerioから自分の担当科目でワークショップ(実習)を2週休みにしていたため、一部の学生からクレームが出たとのこと。


今回の科目は理論中心なので、実習をやる代わりにレポートで知識を深めるようにしたと説明。ワークショップは目的ではなく、手段であることを強調しておいた。今日はアサインメントの締め切りだったけれども、少数ではない数の学生が締め切り前に出せていないので、これでも過剰なんじゃないかという意見もついでに出した。


そこから、現在の授業スタイルがいいのかという話になった。
標準的なスタイルは

  • 講義2時間×16回
  • PBL2時間×16回
  • ワークショップ2時間×8回。
  • アサインメント2回
  • 定期試験2回

最古参のスタッフMr.Walterからはスタッフ不足のため、現状のカリキュラムを回すだけで精いっぱいだという意見があがった。現在のモジュールを行いながら、次のモジュールの準備を行うというスタイルのためカリキュラムを見直す余裕がない。これについては自分も同じ意見。現在、モジュールコーディネーターという立場で曲がりなりにも授業を進めることができているけど、2か月の準備期間がなければ、とてもじゃないけど出来なかったと思う。


Mr.Mafoloからはスタッフを増やして、準備に専念出来る期間を設けられるようにするべきだという意見が挙がった。結局この件について結論は出ずに終わる。


その後、ワークショップに講師が3人もつくのはおかしいという話になった。時間割と人の配置は自分ではなく現在休暇中の学部長Mr.Nephasが決めたことなので、自分のコントロール出来る話ではない。自分の代わりにMr.Walterが釈明していた。自分はボランティアなので関係ないけれども、彼らにとっては給料が絡んでくる話なので真剣そのものである。今回の件以外の関係ない不満についても結構出てきたのは聞いててちょっと面白かった。


話題が二転三転して、14時半から17時まで続く。


今日は夜も講義があったので、夜20時半に配属先の大学を出た。しかし、運転手のJussaが観光学部の講師Mr.Guenteを乗せ忘れる。自分の家まであと3分というところで配属先に引き返された。Mr.Guenteは今まで見たことのない勢いでキレていた。


いろいろあって疲れた。