派遣224日目環境構築終了

今日の講義はLinux Fundamentalということで最初にUnixLinuxの歴史を紹介。


BSD系のUnixとSystemV系のUnixがあって、後者はAT&Tで開発されたUnixの流れを組む...といった話をしようとした。実際、途中までは特に問題はなかったものの、BSDが何の略を思いだそうとして思い出すことができない(正解はBerkeley Software Distribution)。そこから一気にグダグダになった。


一番、まずかったのはコマンド実行のデモンストレーションの間隔がうまくつかめなかったこと。
説明→デモンストレーション→説明→デモンストレーション→..と流れる感じで行いたかったのだけれども、説明が中途半端で、デモンストレーション時にも補足の説明を大幅に入れないといけなかった。「見ればわかるだろ」、「百聞は一見にしかず」的な考えが通ると思ったことが甘かった。やはり前日のリハーサルは必要だなということを強く感じる。



昼の講義終了後、昨日に引き続き、ワークショップ(演習)用に使うLinux環境の構築作業を行う。


奥の奥の手として考えていたのは日本から持ってきた2台目のノートPCをLinuxサーバーにすること。正確に言うと、Windows Vistaの入っているマシンにcoLinuxFedoraをインストールして常時接続できる状態を作る。


この方法を使いたくなかったのは、自分のPCをサーバーとして使うという点が気に入らないから。新品のノートPCをサーバーに使うなんて贅沢な使い方だし、24時間つけっぱなしにしておいて、パーツやらバッテリーの寿命が縮まるのが本当にいやに感じる。24時間稼働イコール休日も学校に置きっぱなしなのでセキュリティ面での不安もある。しかし、ここまでやってきたのに引き下がるわけには、、というつまらないプライドが働いているため、ここまでやっている(のだと思う)。


環境構築は現在使っているノートPCと同じことをすればよいだけだったので簡単だった。しかしリモートマシンからの疎通確認でまたもハマる。あれこれトライした後、ファイヤーウォールソフトを入れていたことに気づく。後はファイヤーウォールの設定を解除して疎通確認がとれてようやく完了。


ファイヤーウォールが通信を遮断しているのに気づくまでの間、本当に追い込まれた気持ちになった。いつもは学生が相談に来たときは作業を中断するのだけど今日は、「I'm very busy」を連呼してじゃまされないように相当集中して作業していた。