派遣270日目ソファ購入

チケット変更

明日からAさん、K君とともに北部モザンビークの旅行に行く。


当初の予定だと旅の最終地点ベイラから一旦任地のペンバに帰る予定だったけれども、ベイラから飛行機で首都マプトに上がることにした。Aさんに予約してもらったBeira-PembaのチケットをBeira-Maputoに変更する必要があった。


ということで、市内中心街にある航空会社LAM(Linhas Areas de Mocambique)のオフィスに行く。LAMのオフィスはこぎれいで冷房が効いており快適な感じ。モザンビークにいる感じを与えない。


カウンターで順番を待っているときに学生Angelicaに会った。普通のモザンビーク人は飛行機は使うことはないというか高すぎて使わない。移動するとしたら長距離バス。改めて配属先の学生がリッチであることを感じる。


あと旅行者風のスペイン人が順番を割り込んで、LAMのスタッフにチケットの変更を求めてきた。なにやら問題があった模様で急いで対応しないと帰れないと大声で訴えている。あまりに悲痛な表情をしていたので、自分を含めた順番を待っている客は彼を優先することにした。


ソファ購入

チケット変更後、歩いてソファが売っている店まで行く。理由は他でもなくソファを購入するため。自宅にあるのは木の硬い椅子しかない。せっかく来てもらったAさんおよびK君がくつろぐにはこころもとない。あとペンバに6月まで滞在していたD社のYさんに自宅にくつろげるスペースを作るのは大事だとアドバイスされていたのでいつかゲットしようと思っていた。今がそのタイミングだと思い、購入を決意した。購入したのはロングソファで値段は15,000MT(約45,000円)。JICAから支給される1か月の生活費にほぼ相当する。ちなみにソファセットだと17,000MT(約51000円)。ソファセットはロングソファに加えて1人用のソファが2つついてくる。



自分は車を持っておらず、車を持っている人と一緒に来たわけなので運搬する手段がない。そして、その店にも運搬用のトラックがない。どうやって運ぶのかと思ったら、店員が店の前を走っているその店と何の関係もないトラックを捕まえてソファを運んでくれるよう交渉していた。10分ほど複数の車を捕まえて交渉を行っていた。運搬費用100MT(約300円)で交渉成立。


自宅まで向かう最中、そのトラックの運転手が普段はタクシーの運転手をやっているとのことが判明。明日の早朝ナンプラ行きのバス乗り場まで行くのに自宅まで来てもらうことにした。わざわざタクシーを探す手間が省けた。


ソファが結構大きいので、K君が自宅の玄関から入るかどうか心配していた。教員用住宅に住んでいた学部長のMr.Nephasが同じタイプのソファを持っていたので必ず入るという確信があった。日本だと窓を外して入れるという荒業が可能だけれども、途上国のちょっと高級な住宅では窓ガラスに鉄格子が設置されているのでそういうことはできない。時間はかかったけれども何とか入れることに成功。


Wimbeビーチ

搬入終了後、ソファを持ってきたトラックでWimbeビーチまで乗せてもらう。


Wimbeビーチにつくなり、AさんとK君はさっそく海に入っていった。K君は水着を忘れたので、パンツのまま入っていった。自分は彼らの荷物を預り、レストランで本を読みながら遊ぶ彼らを見ていた。例えると砂浜で子どもを見守るお母さんである。


Mercado Banguia

ペンバで最大の市場であるMercado Banguiaに行く。ビーチからMercadoまで直接行くミニバス(シャパ)はないのでヒッチハイクを行う。自分はヒッチハイクを行う気はさらさらなく、タクシーを拾う予定だった。しかしK君がトライしてみて5分くらいでピックアップトラックに乗せてもらうことに成功。自分らが乗ったのはもちろん荷台の方。


市場を軽く散策したあと、マンゴーとニンニクと玉ねぎを購入。メインの通りまで出て市内一大きいスーパーマーケットに行こうとしたけれども閉まっていたので、タクシーで帰った。


夕食自炊

自宅にあるキッチン用具を使ってAさんとK君が調理。フライパンが使われるのはこれで2度目。最初に使用したのはテテ州から旅行で来ていたHさん。自分はまだ使っていない。彼らが調理している間、明日から家を開けるのに備えて掃除などを行った。

この日のメニューは以下の通り

  • チキンソテー
  • オニオンスープ
  • ライス
  • マンゴー


12時ぐらいまでダラダラして就寝。



余談として、今日購入したソファにはAさんが寝ることになった。