派遣272日目ナンプラ〜モザンビーク島

朝食

ホテル一階にあるレストランで朝食をとる。ここにあるパンがかなりうまい。味だけでなく、食感も違う。モザンビークで一般的に売られている外側が結構硬いパンとは違い、外も中もやわらかく大変食べやすい。


タクシー

ナンプラ市内のバスターミナルまでタクシーで行く。歩いていける距離だったけれども、タクシーを使ったのは荷物が多かったため。

バスに乗車

タクシーでモザンビーク島行きのミニバス(シャパ)の目の前まで行く。ミニバスを探す手間が省けたのと警官からパスポートチェックを受けないで済んだ点がよかった。シャパはマイクロバスタイプ。1列4人乗りのところを5人で乗る。自分の隣が子どもだったのでそれほど狭くならずに済んだ。自分たちの後ろに座ったのはバックパッカー風の白人であった。英語でもポルトガル語でもない言語を話していたのでヨーロッパの人だと予想。


ドキュメントチェック

給油所から出るときに警官が車の外からドキュメントチェックを行って来た。白人には目をくれず自分たちに対してのみパスポートを要求してきた。面倒くさいなと思っていた矢先、バスが発車したので難を逃れた。警官を呼び込むというネガティブな能力が自分にはあるのかもしれない。


折り紙

K君が自分の隣に座っているモザンビーク人の子どもに折り鶴の作り方を教えていた。それを見ていた自分の二つ隣に座っていた白人がそれは鶴なのかとK君に質問していた。それ以外にも日本のことを知っているようであった。聞いてみると彼はフランス人の学生でモザンビークの各地で統計をとるために来ているとのこと。来年は首都マプトに行くので連絡をしてくれと言われた。今年の10月初めに来たわりに、ポルトガル語が我々以上にうまい。スペインにいたとのことだが、初心者レベルのポルトガル語会話ではなかった。言語に対する感覚が日本人とは違うことを実感する。


到着、宿決め

出発から4時間後、モザンビーク島に到着。宿を予約していなかったので、探すことに。地元のガイドが相当うざい。こちらが話す気ゼロでもしつこくつきまとってくる。Aさんと自分はかなり無視していたものの、K君はからかい半分で彼らガイドと会話をしていた。


前回、自分が宿泊したEscondidinhoというペンションを訪ねるもこの日は満室で泊まれなかった。その後、Casa Brancaというペンションを訪ねる。空室があり、値段もリーズナブル。他の2人はここでいいんじゃないと言う。しかしながら、シャワー周りの清潔感がなかったので自分は渋り、ここを後にする。


島の北側へ歩いていき、Hotel Omuhipitiという4つ星ホテルを訪ねる。空室があり、クーラーのある部屋で3人寝れるということもありここに決定する。実際に中に入ると、ナンプラのHotel Milenioほどではないにしても清潔感があり、快適に過ごすのに最適な環境だった。


部屋で休む

2日連続で移動ということで疲れもあり、夕食まで部屋で休む。他の2人は島の中をpassear(見て回る)するため外出していた。


夕食

Escondidinhoにあるレストランで皆で食事。我々3人だけでなく自分たちとは別行動でモザンビーク島に観光に来ていたマプト州の隊員2人も一緒であった。任地が違うため普段一緒になることはないのに旅行先が一緒になってしまうのは不思議な感覚。こういう風に他の隊員と鉢合わせになってしまうのもモザンビーク島のレストラン(もっといえばモザンビークの観光スポット)が限られているのが一つの理由ではあるが。


屋上バー

Escondidinhoで食事を終えた後、島の中部にあるバーに移動し、皆でくつろぐ。このバーは建物の屋上に飲むスペースが確保されており、結構おしゃれ。結構目立つ場所にあるものの前回来たときにはノーマークだった。高い場所から島の景色を一望できると思いきや、周りがかなり暗いため何も見ることができない。


エアコン止まる

ホテルに帰って寝た後、雨が降った。その影響で電気が一旦止まる。しばらくして復旧したものの、エアコンが動きを再開することはなかった。気温が一気に上がっていき、寝苦しい夜を過ごす。



余談として、エアコンが止まっても窓をあければ済むだけの話と後になって気づく。けれども我々はそんなことには頭がまわらず、エアコンが再開するのをひたすら待っていた。