派遣275日目モザンビーク島〜ナンプラ

同乗

早朝5時に出るナンプラ行きのミニバス(シャパ)に乗るため、朝4時にホテルを出る。K君は腰痛で歩くのが難儀だったので、先にホテルを出て、自分たちは残って部屋の片づけおよび支払いを行った。


先にミニバス乗り場に行っていると思われた、K君が途中で休憩していた。歩くのがつらいのかと思いきや、車(乗用車)でナンプラまで行ってくれる人を見つけたとのこと。


ただではなく、ミニバスと同じく一人当たり100MT(約300円)払う必要はあった。そして島を出るまでに時間がかかった。彼の知り合いや同僚と思われる人を途中でピックアップしては島内のいろいろな場所に送り届けていた。結局車に乗ってから30分後に島を出る。


快走

島を出てからが早い。120km/hで飛ばしてくれた。シャパと違いエアコンが効いていて、かつシートのクッションも柔らかいので3人とも車の中でしばし睡眠。シャパであれば4時間ぐらいかかるところを2時間ぐらいで着く。


TCO

明日の朝、ザンベジア州の州都キリマネに行くためTCOという会社が運行している大型バスの予約をとる必要があった。


TCOの高速バスは長距離シャパよりも値が張るものの、シートが2列2列で広くとられており、トイレ、エアコンおよび朝食がついているので、快適に移動することができる。


チケット売り場に関する情報は誰も持っていないので扱っている場所を探すため市内を練り歩く。そこらへんに歩いているモザンビーク人紳士に教えてもらった場所に行ったものの見つからない。再度、別のモザンビーク人に聞いてみるものの、別のバス会社のチケット売り場を案内してきた。その会社はペンバからナンプラに行くときに利用していたバス会社。TCOについては知らないみたいだったので、一旦あきらめて、ホテルに向かうことにする。


数独

4日前に宿泊したHotel Milenioに再度宿泊。基本的にこのホテルから出なかった。なぜかと言えば、部屋にあった雑誌についていた数独を行っていたため。予想外に難しく、午後はそれで時間をつぶしてしまった。終わった後はテレビでサッカーおよび映画を鑑賞する。日本で家にいるときのような時間の過ごし方だった。


今回は一週間を越える長い旅行なので、途中こういう過ごし方もありだと思う。


ステーキ&ケーキバイキング

自分たちが宿泊しているホテルとは別のホテルの高級レストランまで夕食に行く。レストラン自体は高級感がただよっており雰囲気がとてもよい。ただ自分たちの席以外客席は埋まってなかった。過去の隊員機関誌で絶品と紹介されていたフィレステーキを食す。感想は普通。


もうひとつの名物であるケーキバイキングに挑戦。しかしながらバタークリームでできたケーキなので大量に食べることは困難。このレストランに限らずモザンビークで売られているケーキは微妙な味加減はなく甘いだけ。そして食感はパサパサしているので、2個以上食べるのは無理だと思う。しかしながら、最初にケーキを2個とフルーツサラダを取ってしまったため、最後の方はヘタリながら完食した。



余談として、TCOのチケットは結局とることが出来なかった。理由は12月29日の分まで埋まっていたため。首都と各州都を結ぶ航空線はそこそこあるものの、州都同士を結ぶ線は少ないもしくはない。そのため、陸路で移動する必要がある。ナンプラとキリマネを結ぶ空路はないので、基本的に長距離シャパに乗ることがない外国人を中心に予約が行われたのだろう。