派遣278日目キリマネ〜ベイラ
高級高速バス乗車
次の目的地ベイラに行くため、TCOという会社が運営している高速バスに乗り込む。
このバスは他の長距離バスと違い、
- トイレ設置
- テレビ
- ふかふかシート
- 軽食
- 途中下車なし
- エアコン完備
ということで快適でしかも速く目的地につけるのである。
快適な分だけ値段が高い。乗客を見回しても、アラブ系の人が多く、モザンビーク人も勝ち組の雰囲気を出している人が大半だった。
寝る
あまりにバス内が快適だったので、ベイラに着くまでの7時間ぐらいほとんど寝ていた。カーテンを閉めていたので起きているときも、周りの景色を見ることもなく目的地へ。
宿探し
現在、ベイラには医療系の隊員が3人派遣されている。通常であれば、彼女たちの家を宿泊先として利用するのだけれども、3人とも旅行で不在のため、宿を探すことになった。
最初Iさんに教えてもらった、Pensao Beira Solという宿を探す。しかし、街が広いのとペンションがそれほど有名でないため探すのに難儀する。ベイラに来て気づいたことの一つはロータリーが多いこと。車で通ると右に曲がったのか、そのまま真っ直ぐに行ったことになるのかがわかりにくい。
ようやく見つかったと思いきや警備員に年末まで閉まっているといわれた。次の宿を探さなければならなくなったショックよりもペンションが閉まることがあるという事実に驚いた。モザンビークめ。
Pensao Beira Solの向かいにあったHotel Tivoliに掛けあってみるものの、高すぎたので断念。しかし、そこの受付の人がHotel Mozambiqueという近くにあるホテルを紹介してくれた。早速行ってみると、値段も手頃で部屋も空いていたので即決。あとで聞いたところJICAモザンビーク事務所関係者もよく利用するホテルだとのこと。
宿にて
廊下やエレベータなどの共用スペースは古さを感じさせたものの、中は清潔感があり、寝る分には何の問題もない。と思いきや、トイレに入ったAさんから残念な報告が。トイレの水が流れない。風呂から水は出ているので、ゴミ箱として置いてあったプラスチックの容器を利用して水を汲んで流す。この程度のことであれば特に問題はない。水の出ない自宅ですでに慣れていることなので。
中華料理
宿を決めた後、食事をするため再び外へ。出歩いて探してみると、日曜日のため、ほとんどのレストランが閉まっていた。モザンビーク第二の都市ということで楽観視していたけれどもそうではなかった。ホテルの近くにあったフードパーク(日本のダイエーやイトーヨーカドーの中にあるような複合飲食店を想像して)ぐらいしか営業していなかったのでそこへ行く。
中華料理を中心に頼んで食した。味は至って普通。
余談として、夕食時、日本に帰ったら何をするかという話で盛り上がった。旅行や食事などの話題が中心。海外旅行以上に日本国内でどこにいくかという話を結構した。自分が行きたいのは四国。四国にはJOCVモザンビーク関係者がたくさんいるので。今まで一度も行ったことがないという理由もある。バリバリ働きたいという意見は見事に出てこなかった(笑)