派遣287日目19年度3次隊離任


今日は19年度3次隊隊員が離任する日であった。モザンビークだと19-3はTさん一人しかいない。凄くお世話になった先輩隊員の一人。今回、私費で首都に上がったのもTさんを見送りするため。


Tさんは現在いるモザンビーク隊員の中でも最もキャラクターの濃い人。おそらく歴代のモザンビークの隊員の中でも断トツだと思う。公用語ポルトガル語(英語や現地語であるシャンガナ語も)をほとんど覚えず(そして使わず)に隊員活動をこなしていたというエピソードだけでもその凄さが分かると思う。言葉は分からずとも、水門や橋などの建築を親方として指導したというのを聞くと、海外で必要なのは言葉ではないのかなと考えさせられてしまう。



当然のことながら、他の隊員と空港まで見送りにいく。Tさんは今年中に短期ボランティアとして戻ってくることもあり、モザンビークでの再会を誓ってお別れした。



この日の夜、ドミトリーには同期3人しかいなかった。結構珍しい組み合わせ。ドミトリーに常駐?していたTさんがいなくなったこともあり、物静かになった印象。夕食はAさんの提案で外食ではなく料理を作って食べる。Aさんは日本でも自炊していて、モザンビークでも毎日自炊しているのでメニューや調理はお任せすることにした。ドミトリーだと追加注文とかがないので食べ過ぎることが無く、酒もそれほど飲まないので体にやさしい。そして財布にも。


食事後、「ガキの使いやあらへんで」の笑ってはいけない旅館編のDVDを鑑賞して過ごす。



余談として、ドミトリーにいるメリットの一つは自分が料理をせずとも他の隊員が作る料理に便乗して食事にありつけること。もちろんテーブルの準備や片付け等は手伝うので悪しからず。