派遣288日目マプト〜シャイシャイ


Aさんがドミトリーから任地に一旦帰るということなので一緒についていくことにした。


Aさんの任地はガザ州シャイシャイという首都マプトのあるマプト州の北に隣接している州の州都。首都マプトからは約3時間。ということでモザンビークの州都の中で唯一飛行場がない州都。マプトから他の州に行くためにはJunta地区にあるバスステーションに行く必要がある。Juntaに行くのは今回がはじめて。バスの台数の割に、敷地が狭いので人と人が接触しやすい。犯罪が多い地区といわれている理由もよくわかる。


乗ったのは、ハイエース型でもマイクロバス型でもないミニバス(シャパ)というかミニバンだった。有り難かったのはシートが固くないことぐらい。そう思ったのは2人しか座れない後部座席に3人乗せられたので。


マプト〜シャイシャイ間の道の状態は結構良かった。ということで、かなりスピードが出ていた。街を抜けると緑の平野が続く。大規模農業が出来るポテンシャルを感じる。


シャイシャイの街に入る前にゲートがあった。ゲートをくぐった後、道のコンディションが悪くなる。何故だか分からない。


シャイシャイは街と言うよりは道沿いにいろいろと建物があるという感じの街。京都のような碁盤目状に展開されている街ではない。


Aさんの配属先の初等教員養成学校(IFP)に行く。学校の中に住宅があるのである。


家に入るとペットの猫がお出迎え。と同時に糞臭さが鼻を突き抜ける。リビング一つと寝室が二つの家。それほど大きくないので一人で住むには使い勝手がいい。


夕食にインド料理店に行く。オーナーのインド人(インド系モザンビーク人)に英語で話しかけられたものの、訛りがひどく、言っていることを理解するのに時間がかかった。



余談として、寝るときに部屋に猫が入ってきてなかなか寝付けなかった。多分、モザンビークでも日本でも猫は飼うつもりはない