派遣299日目Jazz Live


現在首都マプトにてホームステイ中の新隊員(21年度3次隊)のK君から電話が。Jazz Liveに参加することになったけれども、会場のレストランまで自分で行く必要があり、道に不慣れなのでついてきてほしいとの依頼。


JOCVの安全対策委員長ということもあるし、夕方というちょっとナーバスな時間でもあるという以上に自分もJazz Liveを見たかったので行くことにした。



K君はJOCVに参加する前はプロのミュージシャンだった(スゴイ)こともあり、今回マプトにいるミュージシャンと知り合いセッションすることになった。


彼は自分と同じ任地であるカボ・デルガド州ペンバ市の文化センター(Casa de Cultura)で音楽の指導やイベントなんかを行うことになっている。


K君のホームステイ先まで迎えに行った後、同じく新隊員のA君と一緒に会場の近くまでシャパに乗る。大体の場所は分かっていたので会場まで歩いて行こうとしたところ、K君のホームステイ先であるMs.Anabelaから連絡が入る。K君に代わって自分が話を聞いてみる。一緒に行くはずだったのに何で勝手に行ってしまったのだ、今から車で迎えに行くから待っていろと。


あと3分ぐらい歩けば着く距離だったものの、これ以上機嫌を損ねるのもアレなので大通りまで戻ることにした。


10分後、Ms.Anabelaの車に乗って会場のレストランまで行く。久々に彼女に会ったけれども全く変わった様子はなかった。


レストランではすでにバンドがスタンバっていた。ドレッドヘアのいかにもミュージシャンという人と挨拶。K君の出番はしばらく後ということでテーブルでビールを飲みながら鑑賞。


生音のJazzを聞いたのは久しぶり。やはり迫力が違う。


とうとうK君の出番。最初はカホンという打楽器を用いてセッション。その後、ボーカルとなって日本語で歌を合わせる。日本語の「最高」と「楽しい」の2ワードのみで即興で歌っていた。


まさにプロだった。自分もピアノをかじっていたけれども、人前で演奏する技術は全然ない。人前で演奏できるだけでなく、リハーサルもなしで即興で合わせてセッション出来るのは本当にすごい。



余談として、カホンは→→Pia-no-jaC←が使っていることでも一部有名。