派遣330日目委員長として


長らく放置していた、総会委員の仕事を行う。


総会(正式名称は隊員総会)というのはモザンビーク青年海外協力隊員が一同に介してあれこれ集まってやる会


自分は委員長という役割になっている。総会は隊員主体で行うため、日程から内容まで決める必要がある。ということで自分が動かないと何も始まらない。


隊員総会委員の役員会を開くためJICAモザンビーク事務所に向けて申請書を作成する。申請書の内容は役員となっている地方隊員への航空券の手配と配属先への休暇願の提出についての依頼。


こういう固い文書を作成しているとき、サラリーマン経験があってよかったなと思う。新卒の状態でJOCVに参加していたら今回作成にかかった時間よりも多くの時間がかかっていただろう。


昼、ボランティア調整員のTさんと食事中に雨が降ってくる。結構本格的に降った。このとき事務所スタッフのHさんも同席していて、今年は今日みたいに雨が降ることが少なく農作物の収穫があまり期待出来ないと言っていた。


収穫量が減る、すなわち物価が上がるということなので他人事ではない。生活費の中のエンゲル係数が高くなってしまう。モザンビーク人も餓死することはないけれども、収入を得るための農産物が減るので、学費を出せず学校に行けない子どもが出てくるなどの影響は出てくるだろう。



余談として、この日は隊員連絡所(ドミトリー)で同じ職種のI君と一緒だった。夜通し、お互いに口数を減らしてノートパソコンを開き、ネットに勤しんでいた。