派遣334日目リビングストン

マイクロライト中止

朝から雨が降っていた。モザンビークとは違い1時間とかの短時間で止むことがない。日本の梅雨に近い感覚。リビングストンに来て驚いたことの一つはザンビア人が傘をさしていたこと。任地ペンバでは傘を持っているだけで珍しいというのに。


朝、宿のロビーにいたら、宿泊先スタッフが昨日申し込んだ雨のためマイクロライトが中止と伝えてきた。結構ショック。マイクロライトとは小型のパラグライダーで15分(もしくは30分)程飛行してヴィクトリアフォールを一望するアクティビティ。今回の旅の目的の一つでもあったのですごい残念。


午後行けるようであれば、再度お知らせしてくれるといってくれたものの、なかなか晴れる気配がなかった。読書をして過ごす。


長距離バスチケット購入

明日、ザンビアの首都ルサカに向かうため長距離バスのチケットを購入する。モザンビークと違ったのは長距離バスが朝から夜まで数時間起きに出ていること。モザンビークだと早朝にしかないことが多いので大きな違いだと思った。前日から早起きするため、ある程度気合をいれないといけないけど、一日に数便あればそこまで気負う必要もない。


リビングストンまでは70000ザンビアクワチャ(約15USドル)。会社名は忘れたけれども青いバスがおすすめです。


サンセットクルージング

4時頃サンセットクルージングへ。サンセットクルージングとはザンベジ川をフェリーでクルージングするアクティビティ。宿まで送迎バスが出ているのがうれしい。ただ、雨は降っていないものの雲が多いのでサンセットは見えない可能性が高かった。



乗客はそれほど多くなく一つのテーブルを占拠することができた。白人の家族の観光客に加えて中国人らしき観光客もいた。日本人ではないのは確か。


フェリーの上に簡易式のバーがあって、乗客であればただで飲むことができる。つまみにピーナッツとフィッシュアンドチップスが出てきた。一テーブルに一皿のつまみだったので、結構な量だった。しかし、夕食付きと書いてあったので最初これだけかよと思って貧乏根性よろしく一生懸命食べていたら、メインがあることを知らされた。若干後悔。メインの料理をヘタリながら完食。食べ物を残さないのが昭和生まれの日本人の美学。


象を発見

基本的に川の上流へゆっくりと行くだけなので夕日が見えないと退屈といえば退屈。と思っていたら折り返し地点のあたりで一つの変化が。


動物がいたのである。


象が!!


犬でも猫でもなく。


象が川岸で水浴びをしている姿を見ることができた。小田原城近くにいる象とはまたぜんぜん違う。フェリーが象に近づいていってくれたので間近で写真を撮ることができた。


今回サファリにも行かなかったので動物を見れるとは思っていなかったのでラッキーであった。


そして、引き返す際に雲が少し晴れて夕日も拝むことができた。何とか45USドル分取り戻せたかな。


余談として、サンセットクルージングは一人で来るところではなくてカップルとか家族で楽しむところ何だと思う。一人で来る自分は東洋人ということも相まって相当珍しい目で見られたに違いない。