派遣357日目学生らしく
今期行われている科目の学生用ガイド(Student Guide)をチェックする。
Student Guideには以下のような情報が出ている
- 科目の目的
- 授業内容
- 科目の合格基準
- ワークショップ、PBLのグループ分け
- スケジュール
- 時間割、部屋
- 責任者およびチューター氏名
- 推薦図書等(Webサイト含む)
チェックしていて間違いが多かったのはスケジュール。4月7日はモザンビーク女性の日のため休日にもかかわらず、それが考慮されずにスケジュールが掲載されていた。
そんな感じでチマチマと作業をしていると何やら外が騒がしかった。学生たちが中庭で騒いでいる。泥水を入れたバスタブを中庭の真ん中に持ってきて、そこに誰か入るようお互いに煽っていた。後で聞いた話だとこのイベントは学生の間でBastimo(洗礼)と呼ばれているらしい。自分の前任者が撮影した写真にこのイベントが写っていたので、知ってはいたけれども、目の前で行われようとしているとは思わなかった。
誰も洗礼を請けないまま、お互い大声で煽っている途中で学長(Diretor)と教頭(Diretor de Pedagogico)が出てきて収束にかかった。最初はイベントそのものを止めるよう説得していたものの、誰も話を聞いていない。結局泥水に薬を入れて変な病気にかからないよう配慮するようトーンダウンしていた(ように遠くからは見えた)。
学部長のMs.Aliceはこのイベントにかなりご立腹であった。その日の午後、他の教員に対してこの件に関する意見を求めていた。
余談として、自分の出身大学ではこんなイベントを越えるヒドイことが毎週末見られたのでそんなに驚きはない。むしろモザンビークでも学生らしい!?イベントがあるのだなと思って若干シンパシーを覚えた。