派遣412日目ガスを買いに

採点

先週金曜日に提出された課題の採点を行った。第1学年の生徒なので英語がムチャクチャという問題があったとはいえ、1時間足らずで終了。第1学年は昼+夜間コース合わせて20人もいない。やはり採点業務が大変なのは量の問題だと思った。去年の経験から言うと30人を越したあたりからキツイ。しかしながら、中学校配属の隊員だと十数クラス分採点することもあるというので、桁が違う。


少人数学級のメリットは多分こういう雑務が減るから、教えられる立場ではなく教員側から主に要求が出るのだと思う。


三ツ角

Linked Listの操作を説明する図を作るのに相当な時間をとった。Linked Listはデータとポインターがあるデータ構造。検索方法は1つしかないので1種類図を作成すればよいけれども、挿入や削除は削除する対象が一番前の要素か一番後ろの要素かそれ以外で変わってくるので普通に量がある。Microsoft Powerpointで四角形オブジェクトと矢印オブジェクトをいじるだけで午後は終了。カギ線矢印オブジェクトだと角が3つ以上の矢印を作れない。例えば回り込むような感じの矢印をつくるには矢印オブジェクトに直線オブジェクトを組み合わせる必要がある。こう自分で文章で説明しても分かりにくい。要は面倒くさいということ。あまりに面倒くさくて途中が心が折れたこともあり、この日のうちにファイナライズすることは出来なかった。


ガスを買いに

自宅で使っているガスが昨日きれたので買い換えることにした。モザンビークでは都市ガスはなく、プロパンガスが使われている。普通にガス使われているように思われるかもしれないけど、大多数のモザンビーク人はガスではなく薪や炭を使って調理をしている。モザンビーク隊員もガスを使っている人といない人で半々くらい。さすがに炭ではなく電気式の調理器を使っているが。


日本だと、プロパンガス業者が新しいガスを持ってきたりするけれども、こちらのガス業者はレストランやホテルぐらいにしかそういうサービスを提供していない。というわけで自分でタンクをガス業者か店に持っていく必要がある。日本にあるような背の高いタンクだけでなく、60cmぐらいの高さのタンクやそれよりさらに小さいタンクもあるので何とか自分で持ち運ぶことが可能。ガス業者以外であれば、ガソリンスタンドで売っている。タンク付きで1000MT(約3000円)。タンク交換で650MT(約1950円)。ゴムキャップとかではなくセロハンテープで栓を塞いでいるのが若干怖い。



オフィスから退出する間際に同僚Pascoalから質問に答えていたら、帰りのバスに乗り遅れた。タクシー乗り場のある市内中心地までタンクを持っていくにはあまりに重いので、タクシーを配属先の前まで呼ぶことにした。タンクをトランクに入れたはいいものの、走っている最中に転がってぶつかる音が助手席にいても聞こえた。これでガス漏れして爆発したら、死体の処理をしないで済むなと、場違いなことを考えた。



余談として、日本ではマンション住まいしかしたことがないので、日本におけるプロパンガスの値段を知らない。モザンビークで売られているガスがお手頃なのか妥当なのか高めなのかの判断がつかない。