派遣414日目Jan、Jun、Jul

直訴

授業終了後、学生たちが集団で自分のところに来た。要件は時間割の変更について。彼らが考えた時間割の案と署名が入った紙を自分に渡してきた。本来の時間割は月曜から金曜の午後に授業を固めてある。学生の言い分だと英語などの他の科目が午前中行われるので、現状だと午前と午後の両方あって面倒とのこと。英語等と同じく午前中への変更を望んでいた。


学生の言い分も分からなくはない。モザンビークでは日本とは違い、昼休みは家で過ごすという習慣がある。自分以外の教員もよほどのことが無い限り昼は自分の家に帰っている。キャンパスが小さく、昼休みを過ごすような空間はないという事情もあり、午前と午後授業がある場合、2回来なければいけない。


しかし、今回は保留した。2年生で再履修している学生の時間割を考慮しなければいけないし、今回のようなことを簡単に認めたら今後も何かにつけて要求をつきつけてくるという可能性を排除したかった。簡単に言うと、つけあがらせないため。あまり、学生に科目運営や学部運営を振り回されたくない。


昼休みは家で

かなり久しぶりに昼休みを家で過ごした。理由は買い物のため。モザンビークでビールやジュースを買うには基本的に飲み終わったビンをと交換する必要がある。空き瓶があるのは当然家なので、家にいるときにしか買えない。普段は仕事が終わって帰ってくる17時過ぎに買う。しかし、今日はビールのストックがなく、夜も授業があり、帰宅予定の21時に店は閉まっているので、しかたなく昼休みに帰ることにした。英語講師のMs.DawndraとMr.Macdonaldからは今日は家に帰るのかと冷やかされた。


家から店までの5分の距離が長い。歩くには日射しが暑すぎるのである。疲れているからといって、昼寝をすると配属先のバスに乗り遅れるかもしれないので、あまりゆっくりすることができない。次からは夜授業のある日はビールのストックを切らさないようにしておこうと思った。


JanとJunとJulの違い

タンザニア旅行の同行者Y君にリクエストしていたパスポートの有効期限について返信が来た。ネットでLAM(モザンビーク航空)の航空券を予約する場合、氏名の他にパスポートの番号と有効期限が必要になる。最初Y君からは2012年1月と返信が来た。自分のと比べて有効期限がやけに短いなと思って再度尋ねてみた。そしたら、2012年6月と訂正メールが。さらに2012年7月と再々度訂正が入った。


Y君の話ではパスポートの有効期限の月表記が英語なので勘違いしてしまったらしい。1月、6月、7月はJan、Jun、Julと慣れていなければ確かに難しい。何でこんな書き方をするのだろうと不思議に思っていたけど、曜日を第1曜日、第2曜日と書かないのと同じ理由だと気づいたあとは自然と受け入れることができた。


余談として、ポルトガル語での曜日の表し方は土日を除いて第n曜日といった表し方をする。

曜日(日本語) 曜日(ポ語) 基数(ポ語)
日曜日 domingo  
月曜日 segunda feira segundo(第2)
火曜日 terca feira terca(第3)
水曜日 quarta feira quarto(第4)
木曜日 quinta feira quinto(第5)
金曜日 sexta feira sexta(第6)
土曜日 sabado