派遣426日目メッセンジャー

メッセンジャー

先週JICAモザンビーク事務所から送られてきた郵便物や冊子を同じ任地の隊員2人に配属先まで渡しに行く。以前は各隊員の配属先までDHLで配送されていたけれども、経費削減ということで各任地の代表者へまとめて送られてくるようになった。


他の2人に自分のところまで取りにきてもらうという方法もある。しかし、彼らの配属先から自分の配属先へはそこそこ遠いし、暑いなか歩いてもらうのも悪いので自分から届けに行くことにした。自分とは違いご立派な方たちなので、わざわざ足を運ばせるなんてそもそも畏れ多い。


最初は歩いていこうとしたけど、日射しが強すぎて途中で断念。タクシーを使うことにした。あの暑さでは小1時間も歩けない。文化会館、医療従事者養成学校の順でまわる。文化会館で受付に封筒を渡してさっさと帰ろうとしたところ、そこに配属されているK君がわざわざ出てきてくれた。活動中のところ大変申し訳ない。ということで1、2分ほど立ち話をして、すぐそこを後にした。


500+200

1ヶ月ぶりにATMでお金をおろす。おろした金額は8800MT(約26400円)。JICA関係者御用達の銀行STANDARD BANKのATMでは200MT単位でしか金額を指定出来ない。そして出てくる現金は200MT紙幣と500MT紙幣の2種類のみで構成される。任地ペンバに限らずモザンビークの地方では500MT紙幣が使えるところは絶望的に少ないので8800MTと中途半端な金額を指定して、200MT紙幣をなるべく多くゲット出来るようにしている。なるべくこの金額で1か月の出費を収めたいものの、物価高でなかなかそうはいかないのがつらい。


por motivo de balanca

このブログを見ていた方から、この表現の意味について教えてもらった。「モチベーションを維持するため」ではなく、「棚卸のため」、「帳簿の帳尻合わせ」とかそういった意味になる。言われてみれば、貸借対照表のことを英語でbalance sheetというぐらいだし、会計関係の言葉だと連想できなくもない。そもそもmotivoの意味は理由、原因といった意味であって、モチベーションではない。モチベーションであればmotivacaoになる。大変恥ずかしい限り。



余談として、自宅に帰ってきて、これといって疲れはなかったもののすぐ眠りについた。睡眠時間4時間ではやはり足りないみたい。こういうところの衰えで年齢を実感するのは若干悲しい。