派遣463日目Amazon共同購入委員会再び

残酷なる宣告

今日は試験の日。午前中3時間と夕方から3時間の計6時間試験監督を行う。


試験は最終試験以外のアクティビティ(課題、中間試験等)の成績が一定以上ではないと受けれない。しかし、今回は学長と教頭の不在のため承認と公表が遅れたので、試験場の入り口で不合格者に試験を受けれない旨を伝えるという残酷なことをした。この1名に該当したのがSahadiaという学生。授業には真面目に出席するものの、英語が不得意なため理解が不十分で合格点を大きく割っていた。


彼女にこのことを伝えた瞬間呆然とした顔をしていた。何か自分に告げてきたけれども、むちゃくちゃな英語なので何を言っているのかがよく分からないwww。次からはこういう悲劇を防ぐために、正式な発表の前に学生にアナウンスできるような仕組みを考えておかないといけない。


ネタ探し

昨日に引き続き、次の担当科目Advanced Computer Networksのネタ探しを行う。すでにダウンロードしていたタネンバウムのスライドは前提科目のFundametal Computer Networksの担当者のMayerが一部利用しようしていたのでトピックが被ることになった。改めてFCNで使用していた資料を調べるとCiscoやら欧米の大学のサイトからダウンロードした資料、そして自作した資料をミックスして使用していたため何が何だかよく分からなかった。一応ネットワーク関係のトピックは幅広くカバーしているものの、どの程度まで講義を行ったのか、そしてどれだけ学生が理解しているのかが不明。もう一度説明しないと分からない学生もいることは容易に想像できるので、応用面を説明する前に基礎部分も合わせて説明できるよう準備することにした。


探した資料の中でプリンストン大学コンピュータサイエンス学部で使用している資料(http://www.cs.princeton.edu/courses/archive/spring07/cos461/)が質、量ともによいのでこれを利用する予定。


Amazon共同購入委員会再び

今年2月に共同購入を行ってから2度目の企画。海外からAmazon.co.jpで本を注文した場合、配送料4400円+送料300円×冊数がかかる。1人が代理で皆の注文して配送料の4400円を割るのがこの委員会の狙い。先週上京していた際に、同期のK君から本を注文したいとほのめかされていたことと自分も8月からの担当科目のために専門書が必要になったので今回委員会を発足することにした。


このシステムでは注文する人数が多ければ多い程良い。ということで来月帰国する隊員を除く全ての隊員に連絡をすることにした。しかし、先日赴任した22年度1次隊の隊員の電話番号を知らなかったので、JICAモザンビーク事務所から来たリストをもとに登録。さすがに20人登録するのは時間がかかる。名前も正確な読み方が分からないので、不正確なローマ字で入力(こちらの携帯電話には漢字というか日本語が入力できない)。試験監督中にこの作業を行った。特にやることもないのでいい暇つぶしになる。


50人近くに送って返信が来たのは1人だけ。何だかこれ以上集まらない予感が。。e-mailでも受け付けるようにしたので、土日にネットカフェや隊員連絡所(ドミトリー)等のネット環境があるところを利用していそちらの方に送ってくれる人がいることを期待。じゃないと若干困る。



余談として、今回いろいろと検索していてSlideshareというスライド専門の検索サイトがあるのを発見。世界中の大学が講義用資料を公開していることが分かる。日本の大学もどんどん講義用資料をどんどんインターネット上に公開して初学者が独学できるよう環境を整えてほしい。専門書はハードルと価格が高すぎて初学者は手を出しづらい。