派遣465日目生きていくことって

生きていくことって

明日は同期隊員でガーナ派遣Yさんの誕生日。明日は配属先にいないためインターネットに接続できないので、今日配属先からメールを送る。


Yさんは自分より学年が1つ上。このとき自分の年齢を逆算してみて、途端に気分が重くなる。何でも出来るように思えた輝かしい20代はすでに終わり、帰国して3年ぐらいで転職が難しい年齢になる。これでいいのかという疑問は常に有って別の可能性が見つかるんじゃないかと思って、このプログラム(青年海外協力隊)に参加してみたけれどもまだその糸口すら見つかっていない。ソフトウェアエンジニアとして二流にカテゴライズされるかどうかすら怪しい自分がこれから努力しても前の会社のときに出会った一流の人たちに追いつくなんて夢のまた夢。


世の中の35歳以上の人は、どちらの考えで生きている人が多いのだろうか。あきらめているのか、それとも覚悟を決めているのか。そのことが分かるのが遠い未来でないということが恐ろしい。


結局生きていくことって、無限にある可能性をどんどん捨てていくことではないだろうか。自分にあった才能を見つけることが出来た時点でその人は勝ち組なんだと思う。



余談として、Yさんから誕生日プレゼントをほのめかされていたけれども、モザンビークからガーナへの郵送は不確実なので帰国後に渡すことにした。日本でYさんは隣の市に住んでいるので自転車で渡しに行くことが出来る。