技術補完研修13日目

ネットワーク講座4日目

ActiveDirectoryを使用して、アカウントのパスワード管理を一元化する方法について学んだ。


一応テスト環境構築のためにActiveDirectory環境を構築したことはあるが、アカウント管理以外にもいろいろ(アプリケーションの使用制限、ログオン時のスクリプト起動等)できることが分かり驚いた。多くの企業に導入されている理由もうなずける。私の知っているD社ではログオン・ログオフ時に勤怠データの入力メッセージを強制表示させていたが、この機能を使っていたのだなと今更ながら思った。


セキュリティ講座では講師の方から、ウィルスやスパイウェアに関する一般的な知識および対策について紹介があった。その後、セキュリティソフト大手のM社に勤めていたJさんが10分ぐらい現在のウィルスの状況について具体的にかつ熱心に語ってくれた。


思っていた以上に深刻で、セキュリティソフトでは見つからないウィルスも多々あるとのこと。またウィルスをばらまく目的も愉快犯的なものからビジネスとしてばらまいているにシフトしているらしい。個人情報(氏名、住所、クレジットカード情報等)を抜き取って、売りつけるビジネスがすでに成立しているぐらいの状況。


セキュリティソフトが重いのでアンインストールしている自分にとっては怖い話となった。


その後、今までやってきたことの復習として小規模なネットワークおよびドメイン環境を構築する総合演習を行った。まさかドメインコントローラをこんなところで作成するとは思わなかった。


演習終了後、確認テストを行い、演習で用いた機器の片づけを行って、アンケート書いて、13日間の研修が終わった。本当にあっという間だった。