派遣前訓練62日目ボランティアスピリット2


語学の最終授業。修了式では毎回語学クラスの講師から激励のスピーチを送ることになっており、今回はポルトガル語クラスの先生、つまり自分たちの先生が担当することになった。


スピーチは教えている言語で。ただそれだと他の訓練生や参加者には意味不明なので、クラスの中から通訳を選ぶ必要があった。


通訳は先生の書いた原稿を予め日本語に訳して、修了式当日皆の前に立って通訳を務める。その話が出るや否や迷わず立候補した。こういう機会を利用しないと積極的に勉強しないと思ったので。


今日は自分の訳してきた日本語の原稿を皆でチェックした。2,3の修正があったほかは自分の文案が通った。



午後はボランティアスピリットの2回目ということで、グループ別に分かれて互いにエールを送りあった。その一環として、派遣後半年後の自分に向けてメッセージを書いた。実際に任国まで届くらしい。


今回のボランティアスピリットでは誕生日ごとに6人ずつのグループに分けられたことが大きな特徴。


最初、シニアとJOCV、男性隊員と女性隊員でバランスが悪いところがあったのでどういうグループ分けなのか意味が分からなかった。講座委員から派遣国と職種の他に誕生日について各グループで紹介しあってくださいと伝えられたとき、そのグループ分けの理由がわかった。


お互い誕生日が近いということで各グループともかなり親近感がわいた模様。


誕生日が重なる人もいて、自分もその中の一人だった。同じ誕生日の人が自分以外に一人ではなく二人も。


多分、この機会がなかったら誕生日が同じ人がいることすら知らずにいたと思う。講座委員の粋な取り計らい。


司会を務めたウガンダ派遣のI君がさわやかさを全力で発揮していたのが印象的であった。