派遣460日目理想的な1日

理想的な1日

この日は何も予定がなく、月曜以降の授業準備もする必要がなかった(あるのはテストのみ)。そして朝からテンションが高かったので一日中勉強に専念することが出来た。日本で働いているときはこういう環境と状態を持つことが難しいので、理想的な一日だったといえる。他人や外部の環境に干渉されず、自分の好きなことをモチベーションの高い状態で出来るってなんと素晴らしいことなのだろう。


首都マプトでのホームステイが嫌いだったのもこの状態を実現するのが困難だったから。残り9ヶ月でこのような日を何日確保できるかで日本に帰った時のスタートダッシュが違ったものになってくると思う。



余談として、語学の勉強していて感じるのは疲れない口がほしいということ。発音練習は連続して1時間が限界。授業で2時間しゃべるといっても、PC操作やら随時入る質問を聞いたりするので、それほど口が疲れることはない

派遣459日目ストーカー?

ストーカー?

ビールを買いに行こうと家を出た食後に二人組のモザンビーク人に声を掛けられる。野菜の行商人かなと思ったら、貝殻を使った装飾品を売りに来ていた。彼らのような土産物の行商人が来たのはこれが初めて。普段はビーチでしか見ない。


民芸品は自分にとってゴミにしかならないので一切買わない。ということで、買うつもりはないと彼らに告げると、買ってくれるまでここで待っていると言われる。気持ちが悪かったので買物に行くのを中止した。外出しているすきに家に押し入られる可能性を考えると家に居ざるをえない。鍵をかけているとはいえ、堅牢なものではなく、ハンマー等でドアノブを叩かれたらすぐにあけられてしまうぐらいなので。


1時間弱ぐらい家の近くにいた後、ようやく諦めて帰ってくれた。いつ付きまとうのを止めるのか分からないストーカーに追われている女性の方はこれの1000倍くらい気持ち悪い思いをしているのだなと思うと、ストーカー対策が世の中的に必要なことなのだなと理解できる。


MySQL

読書をする。読んだ本は

現場で使える MySQL (DB Magazine SELECTION)

現場で使える MySQL (DB Magazine SELECTION)

この本は開発者向けではなくMySQLの運用、管理面にフォーカスして書かれた本。要所要所でOracle Databaseとの比較をしているので、Oracleをコアに扱っていた自分としてはイメージがつきやすかった。


徐々に改善されてきているとはいえMySQLが機能面や品質面で商用製品に劣る印象を持った。サブクエリやストアドプロシージャをサポートしたのも最近だし、ロックの機能も不足していたり、意味のない隠しパラメータがあったりと使う方としては不安にならざるをえない。実際にMySQLを用いてサイトの運営を行っているYahooやmixiの方針やtipsなどを知りたくなってきた。多分MySQLの機能の不足を行うような工夫が多数行われているはず。



余談として、データベース専門誌の月刊DBマガジン(翔泳社)が今年休刊になる。数少ないIT関連の購読誌だったので少し残念。

派遣458日目2週間分の清掃

2週間分の清掃

今日は独立記念日のため休み。去年のこの日は同じ州内にあるイボ島へ旅行をしていた。記念イベントでどんなことをやるのかは去年見ていて大体想像がつくので今年は家にいることにした(それでなくても休日は家にしかいないがwww)。


先週末は首都マプトへ上京していて不在だったので、約2週間分の掃除を行う。砂埃等の量はそれほど変りないものの、蜘蛛の巣が多い。自宅は屋根が直接天井となっている。そのため無駄に天井が高く、蜘蛛が活躍できるスペースが多い。届かない範囲のところは椅子を台に使って除去、それでも届かないところは放置。蜘蛛は殺虫剤が効きにくいのでどうしたものかと考え中。


近くの店にコーラを買いに行ったときに、あるモザンビーク人家族に今日は何も食べていないので金をくれと言われる。子どもが憂鬱な顔していたので本当っぽい。しかし、モノはあげたとしても、金はあげないという自分のポリシーなので特に何もしていない。政治的には全く正しくないことは承知のうえで書くけれども、経済的困窮から抜け出すために再植民地化という手段は考えられないのだろうか。政治的独立という原理を信奉するのではなく、アフリカの指導者達が西側諸国からの援助を有効に活かせず、国をガバナンス出来ていない事実を冷静に受け止める必要があるのではないだろうか。



余談として、モザンビークの独立には宗主国ポルトガルにおけるカーネーション革命というイベントが深く関わっているのだけれども、モザンビークではそれがきちんと教えられていない。子どもだけでなく大人でもその存在を知らないことが多い。独立といっても実態はポルトガルが植民地経営するだけの余裕がなかったから手放したという方が正しいので、それを知っているか否かで大分見方が違ってしまう。

派遣457日目送金確認/領収書をあきらめる

送金確認

一昨日と昨日の2日かけて行った旅行会社への送金を確認しに銀行へ。店員に顔を覚えられたのか、送金依頼書の控えをわざわざ出さなくても要件が分かった模様。結果はまだとのこと。明日金曜は祝日で配属先と銀行のある市内中心部へは行かないので、来週月曜に再び確認しにくる必要がある。旅行まで3週間を切っているので全体的に遅れ気味なアクションであることは否めない。

領収書をあきらめる

先日ペンバ空港から自宅へタクシーを使って帰ってくるときに運転手が領収書を持っていなかったので、あらためて持ってきてもらう必要があった。本当であれば、乗った翌日にもらうはずだったのだけれども、「今から行くところだから待ってくれ」とか「午後には着く」とかはぐらかせれ、結局来ないという形でスルーされている。


この日も電話しようとしたけれども、運転手の携帯電話にかけている分の料金が運賃を上回りそうなので止めることにした。正直くやしい。



余談として、金にだらしないやつが自分の嫌いなタイプ。感覚としてモザンビーク人の8割ぐらいはこのタイプに該当するので自分はモザンビーク人が嫌いです。

派遣456日目送金第2弾/20年度1次隊離任

送金第2弾

昨日の送金できなかった残りの146USドルを送金しに朝市で銀行へ向かう。行列に並ぶこともなく、書類も事前に記入していたのでスムーズに終わらせることが出来た。手続きが終わった後、確認のためにもう一度来るように言われる。銀行のある市内中心地へは配属先から徒歩5分ほどで毎日1回は来るし、行列に並ばないのであればそれほど大変ではない。今回の旅行の同行者のA君のように銀行のあるところ市内中心地から配属先も自宅も遠い場合はかなり負担になっていたと思う。たまたま3人分の金額を出せる自分が担当しておいてよかった。


20年度1次隊離任

今日は20年度1次隊の隊員が離任する日。任地にいるためマプト国際空港には行けないので、フライトの前に電話を掛けて一人一人にあいさつ。そのうちの一人K君からは「バイバイ」の一言で終わったww。他の隊員には空港のバーのホットドッグとコーラフロートがおいしいので味わっておいてくださいという、最後にはあまり似付かわしくない言葉を送る。


20年度1次隊の皆さん、1年3ヶ月お世話になりました&2年間おつかれさまでした。



余談として、20年度1次隊の帰る飛行機は新隊員(22年度1次隊)が赴任のために乗ってくる飛行機。果たして空港でニアミス出来たのだろうか?

派遣455日目送金

送金

再来週に迫ったタンザニア旅行の費用を現地の旅行会社に送金するため、銀行へ行く。小切手必要だっけと思って窓口で受け付けてもらう前に退店した。


一度家に戻って小切手をとってきた後、再度チャレンジ。行列に20分ほど並んだあと窓口でここは送金窓口ではないと言われる。並び損だったけれども、次は並ぶ必要がなかったのが救い。送金したいと言うと、店員に特定の用紙に記入する必要があると言われる。用紙にある各項目が初見のポルトガル語で書いてあるので一つ一つ注意深く記入していく。小切手は必要ない。


記入を終えて再度持っていくと、振込先からの請求書(今回の場合、旅行会社からのインボイス)が必要だと言われた。同期隊員で同じ旅行会社を利用してタンザニア旅行を行った同期隊員Iさんから事前に情報を得ていたので大丈夫。


次に思いもよらぬことを言われる。今回送金する金額は5146USドル。しかし、1回の送金の上限額が5000USドルのため金額の欄を修正して再度持ってきてくれとのこと。そして残りの146USドルについては明日再度送金の手続きをするよう促される。ここらへんは完全に頭から抜け落ちていた。


高機能携帯

昼帰宅したとき、配属先の車に乗り遅れたので、同じ教員用住宅に住む管理部門のMr.Jordaoの車に同乗した。彼が用事のため、空港に立ち寄っている間、車の中で待っていたらモザンビーク人が携帯電話を売りに来た。JICAモザンビーク事務所から貸与されたシンプル携帯とは違った高機能携帯。カメラ搭載、ラジオも聞けたりする。iPhoneiPadフィーバーの日本のニュースに影響されたのだろうか、かなり買うかどうかで悩んだ。値段も出せない金額ではなかったので。そんなこんなでやりとりしているうちにMr.Jordaoが車に戻ってきたので結局買うことは無かったけれども、かなり心が揺れ動いたのは間違いない。



余談として、日本のメーカーが製造した携帯は、モザンビークでは販売されていない。

派遣454日目電話合戦

電話合戦

一昨日行った総会役員会の結果を受けていろいろと作業する必要があった。手始めに議事録を作成。そして、隊員総会はJICAモザンビーク事務所ではなく隊員主体のイベントなので交通費をこちら側で算出する必要があった。


各隊員ヘの調査にはSMSではなく電話を使うことにした。交通費の調査だけでなく、当日の服装についても説明したかったので。全隊員が集まるため、隊員連絡所(ドミトリー)やJICAモザンビーク事務所の会議室に収容することが出来ないので外部の会場としてホテルの会議室を借りなければいけない。そして在モ日本大使館の方もオブザーバーとして参加する可能性があるので、身なりを整える必要がある。ということで各隊員に正装(スーツもしくはJICAジャケット)の準備を促さないといけない。


というふうに軽く話す内容を決めた後、新隊員(21年度4次隊)から電話をしていく。人見知りのため見ず知らずの人に電話をするのはかなり億劫。ということで、彼らから初めにやっつける?ことにした。


1名を除いて新隊員全員と電話で会話をすることが出来た。必要以上に緊張してしまったので「何こいつ?」と大なり小なり思われたのはに違いない。残り1名には電話を掛けなかったというよりは掛けれなかった。プリペイドのクレジットが切れてしまったのである。


この電話が終わった後、ほっとしすぎて勉強や日記の記述等他のことをせずに就寝。話すって疲れるよね。



余談として、学生のときは今回と同じようなことをしていた。男2、3人で飲んでいる現場に来てくれる人(男女問わず)を呼ぶため、一度しか会っていない人とかにもよく友人と一緒に電話をかけまくっていた。